中村慎市郎の名言 一覧

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中村慎市郎のプロフィール

中村慎市郎、なかむら・しんいちろう。日本の経営者。大和鋼管社長。慶應義塾大学経済学部卒業後、大和鋼管工業関連会社の米国センチュリーチューブコーポレーションに入社。同社で情報管理部長を務める。マサチューセッツ工科大学でMBAを取得。ベイン・アンド・カンパニー、ネットイヤーグループなどで戦略やITについてコンサルティングを行った。その後、家業である大和鋼管に入社。副社長を経て、31歳で社長に就任。

システム導入プロジェクトの進め方については、プロジェクトの開始時には、社長が決断を下し、積極的に関与していることを社員に印象付けることが必要不可欠です。ただし、実作業は信頼のおけるリーダーに任せた方がいいでしょう。実務を知っているので社員からの意見も汲み上げやすく、プロジェクトを進行するうえで、社内の一体感も生まれますから。


経営という視点では、価値貢献の追求が命題ですが、社員の自己実現にも配慮すべきです。楽しく仕事ができ、幸せを実感できる場を提供することも大切です。当社では、社員が生き生きと働くことを目指しています。企業経営は自己実現と価値貢献のバランスを考えたうえで、双方の最大化を目指すことが必要です。


私は経営者として、システムを活用することで企業価値を高めたいと考えています。企業価値とは利益の蓄積で、社員の力が発揮されないと実現できません。会社への社員の価値貢献とは、「売上を上げる」「コストを下げる」「それを継続する」の3つです。


いままでは、入力が大変だからといって、現場営業はあまりレポートを提出しませんでした。現状を変えるためには、行動計画と連動し、自分の活動履歴を検証することで新規開拓の成果につながるというPDCA(計画、実行、検討、対処)サイクルをつくることが必要だと考えました。そこで活動報告の仕組みをつくりました。手間を惜しまず、こまめにレポートを入力してフォローしている社員は、安定した新規開拓につながっています。


営業マンは月の下旬は忙しいのに、月初めは暇そうにしている。初動が遅く、売上が伸びないのです。また、自分のことばかり気にして、他人の状況には目もくれない。そこで、一人一人の営業力が、毎日実感でき、かつチーム全体の実績もわかる日計表を導入しました。数値を視覚化すると、どういう状況で何が起こっているかが瞬時にわかります。この表を毎日チェックして行動を変えたら、一定以上の成績が上がるようになりました。


システムを考えるときは、私たちの生活になくてはならない家に置き換えてみると、非常にわかりやすくなります。基幹システムとは家そのもので、これがないと不自由ですが、家の形態によって住み方が制限されてしまいます。システムを構築してしまうと、どのように業務を進めるのか大枠が限定されていまうので、将来の展望をしっかり見据えて判断する必要があります。


伝統ある鉄鋼関連業界で、当社は昨年で創業75周年を迎えることができました。業界の中で、私は社長としては一番若く、3代目です。また、当社に戻るまでは、企業の情報管理部や、ITコンサルティング会社に勤めていました。この業界で当社を飛躍させるためにはどうすべきか、何ができるのか。そう考えたときに、経営にこれまで経験してきたITの知識が活かせるのではと考えました。


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