中村史朗の名言 一覧

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中村史朗のプロフィール

中村史朗、なかむら・しろう。日本の経営者。USENの社長。三菱商事、ボストン・コンサルティング・グループ、レインズインターナショナル取締役、コスト・イズ取締役、レインズインターナショナル専務・COO、レインズシンガポール法人社長、東京牛角董事長、レックス・ホールディングス取締役などを経て、USENに入社し、顧問を務めたのち社長に就任。

高い成果を挙げるにはどうしたら良いのか、ということを考えていくと、「生涯収益を最大化する」という言葉に行き着きました。成果を挙げようとすると、どうしても目先の成果を追ってしまいがちだからです。しかし、契約までのハードルが高くても、長くおつき合いをしていただけるお客様と契約ができれば、当社の長期的な収益を高めることになります。


本質的に重要なことを伝える言葉の力は強い。その言葉の力を信じて、同じことを繰り返し伝えるほうが良い。もちろん同じことを伝えるにしても、表現の仕方はいろいろとありますから、表現を変えながらも同じことを繰り返し伝えるようにしています。


経営者としては5年10年先をゴールにした晴れ晴れしいビジョンを掲げたいところですが、いまはそれを控えています。社員向けの所信表明では、将来の飛躍に向けた成長の土台を築こうと呼びかけました。顧客と正面から向き合って常に必要とされる企業になることが、再生に向けた全社員共通の目標です。


USENは過去数年にわたり経営的に難しい時期がありました。私に課された命題は「USENをいかに再生するか」この一点にあります。


私は軸がぶれない経営をしたいと強く思っています。社員をはじめとするステークホルダー(利害関係者)との約束を守るためには、単なる思い込みに頼らず、常に客観性を保つことが必要だと信じています。


通勤や出張などの移動時間には、過去の自分と会話するような感覚でノートを読み返しています。いったん整理した情報を一定の時間がたった後に読み返すと、以前の自分の考えが正しかったかどうかをより冷静に見つめ直すことができるためです。


ビジネスの現場では、日々入ってくる様々な情報の中で何が重要なのかを見極める作業が欠かせません。脈絡なく入ってくる一次情報を自分の中で咀嚼し、消化し、互いの関連性などを理解したうえで、最終的に何かをアウトプットしていく。端的に言えば、我々の活動はこの繰り返しです。


主軸の有線放送事業の営業戦略について自分なりの仮説を持っていました。それを社内での議論を通じて検証を重ね、現場に落とし込みやすいようファインチューニング(微調整)を行い、全国展開しています。


パワーボイントで綺麗なスライドを作ることにこだわる人がいますよね。そのこと自体はとても良いことだと思いますし、私もパワーポイントでビジネス文書を書くことが多いです。ただし、パワーポイントでスライドを作るのは「味付け」だということは意識しておくべきです。それによって伝えたいメッセージの本質は何かをきちんと捉えておかなければなりません。そうでなければ、綺麗だけれども何を伝えたいのかわからないスライドになってしまいます。


社員に向けた文書だと、意図的に感性に訴える表現をしたり、生活感のある言葉を選んだりしています。文字数を少なくしたり、ときにはイラストを入れたりして、見た目が堅苦しくならないようにする工夫もしています。同じ内容の文章でも、銀行向けに書く場合は数字や文字を多くし、少し堅い感じにします。銀行に対してはそのほうが伝わりやすいからです。文書の味付けは相手によって変える必要があります。


情報を盛り込みすぎた文章では、結局、何が言いたいのかわからないことがあります。これは、書き手が必要以上に枝葉にこだわっているからです。あれもこれもと情報を盛り込みたくなる気持ちはわかるのですが、これでは伝わりにくい文章になってしまう。


文章を書くうえで最も重要なのは構造です。私の場合、机に向かって考えるよりも、移動中や街中を歩いているときに構造を考えることが多いですね。この段階を経てから、実際に文書を書き始めます。書き始めたら、いったんサッと書き上げてしまいます。それから、じっくりと推敲していくのです。以前はこのようなプロセスを経ず、いきなり考えながら書いていたのですが、いまは「考える段階」と「書く段階」を分けています。


文書は相手にアクションを起こしてもらい、こちらが望む状態になってもらうためのものです。ですから、相手にどういうアクションを起こしてもらい、どういう状態になってもらいたいのかを考えることで、伝えるべきことの本質が見えてきます。


コンサルタント時代に、伝えたいことの本質を捉え、それをいかに相手に伝えるかの訓練をかなりしました。文言で伝えるだけで高額な対価をいただくサービスですから、文言の書き方は非常に重要なスキルだったのです。上司や同僚に徹底的にダメ出しをされ、鍛えられました。このときの経験が今も活きています。


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