中本晃の名言 一覧

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中本晃のプロフィール

中本晃、なかもと・あきら。日本の経営者。島津製作所社長。鳥取県出身。大阪府立大学工学部卒業後、島津製作所に入社。分析機器事業部長、品質保証部長、LC部長、執行役員、取締役、常務、専務などを経て社長に就任。そのほか、社団法人日本計量機器工業連合会副会長なども務めた経営者。

時代の流れを読むためには、ユーザーとなる企業や大学、自治体など、様々なところと関係を構築し、そこから情報を得ることが必要。


企業ですから利益を出していかなくてはいけません。業績をしっかり支えてくれるものと、全く新しいもの、その組み合わせが重要。


色々な従業員がいる中で、よりどころになる社是があるということが、事業が長続きしている理由のひとつ。


当社は、製品を使用する側からの情報をもとに開発するものが多いため、使用目的に合致したものを作り上げる開発体制となっています。


既存商品のモデルチェンジだけではダメです。5~10年に1度は、乾坤一擲の新商品を投入しなくては。


社員のモチベーションが高いのは、仕事を自由にやらせる、いい意味で「ほったらかし」だからです。


あくまで最新鋭の製品を作ろうとしなければ、既存のものとレベルが違うくらい高度な技術というのは生まれない。


社員にはあまりうるさいことは言いません。物事はうまくいかないことの方が多いんだから。


業績が悪い時だからこそ、攻め続けることが重要。縮こまっていては、長期にわたって成長はできません。


世の中の役に立つことが、科学技術の使命です。


いまお客様が何を望んでいるのか。それをつかむにはユーザーの身近にいることが大切です。大学や研究機関との共同研究、そして先進メーカーとの共同開発など、現在さまざまなプロジェクトが世界各地で進んでいます。


社会に貢献するには、お客様が「潜在的に望んでいるもの」をつかむ力が不可欠です。独創技術はその実現のために必然的に生まれてくる。私は「ニーズを感知する力」も、技術力のひとつだと考えています。


それぞれ要求されるものをきっちりと提供していく。それが事業というものであり、真のグローバル企業への道だと考えています。


当社には昔から「まずやってみよう」という挑戦心を育む風土があります。この伝統がいま、お客様の要望に迅速に応え、形にする元となっているのです。


お客様のその先のお客様まで思いをはせる。そして多様な分野に興味をもつ姿勢と意識。これが最も大事。


装置というのはハードだけではダメ。ソフトウェアがあり、さらに用途に合致したアプリケーションが機能してはじめて「価値」となる。またときには付属品が必要になるかもしれない。安定運用のためのサポートやサービスも当然いる。これらをすべて提供できて、島津のソリューションになるのです。


当社では定期的に企業倫理アンケート調査を行っていますが、「仕事に誇りをもっている」と「社会に貢献している」との回答は毎回高い。これが私たちの何よりの強み。創業以来137年間受け継がれた伝統でしょうね。


液体クロマトグラフの開発に携わっていた当時、寝食を忘れ、開発のことだけを考えて生活していました。そうして粘り強く取り組んだ結果、競合他社より優れた製品を世に送り出し、年間売上350億円の主力製品に育てることに貢献できたのだと思います。


大学で電子工学を専攻していた私は、島津製作所に入社してから液体クロマトグラフの開発に携わってきました。しかし、機械、物理、化学など様々な知識がないと、目指す機器のイメージができません。そこで、専門以外の論文を読んだり、実験を通して知識や経験を蓄えていく。そんな基礎的トレーニングともいうべきことをどれだけやり抜いたかで、開発した機器の良し悪しが決まります。


私の高校時代は柔道漬けでした。教科書は柔道場に置きっぱなし。合宿のときは、柔道部の稽古が終わると、今度は近くの警察署の柔道場に行って稽古をつけてもらうなどして、何の疑念も持たずひたすら練習しました。練習量がすべてを決定するということは、私が携わってきた分析機器の研究開発の世界にも通じるものがあるように思います。


リーマンショック後の需要急減で業績が悪化してしまいました。売上高が急減すると想定し、緊急措置で経費を削減したことで、この時は、何とか利益を確保しています。しかしR&D(研究開発)費用には手を付けていません。


140年という歴史の中で、当社はこれまで3回経常赤字になりました。1923年の関東大震災、1975年のオイルショック、2001年のITバブル崩壊。振り返ると、3度の赤字のたびに大きな投資をしてきました。


当社が共同研究・開発をしている相手の数は100以上にのぼります。こうした相手から「こういったものがあれば、こういったことが解決できる」というアイデアや要望を聞いて、情報を収集します。


社是など、変えてはいけないものがある一方で、当然、変えなければいけないものもあります。その時代に何が求められるのか、今後どんな需要が増えていくかを見極めて、注力する分野を決めなければいけません。当社も、バイオテクノロジーや健康など、これから伸びる分野に人や資金などを積極的に投資してきました。


競合がひしめく海外でどのように勝つのか。そのポイントは、1番にその市場に進出することです。最初に行けば、メーカーの名前も覚えてもらえます。


当社では若い時から、研究開発などで、かなりの部分を任せます。最初は変なものが出てきたりしますが、やらせてみたら大抵のことはできるもんです。言われたことばかりやるよりも、課題や解決策を自分で考えられたら、そっちの方が楽しいですよね。


特に欧州の人は、歴史や文化を大切にします。日本で長く続いている会社で、しかも製品を世界でも多くの人に使ってもらっている。そのようなことが彼ら(海外拠点の従業員)のプライドになっています。ですから、当社は海外でも離職率が低いですね。一般的に人の入れ代わりが激しいと言われている中国でも同じです。


当社には創業当時から140年以上変わらないことがあります。「科学技術で社会に貢献する」。当社の社是です。分かりやすく、揺るぎない。創業以来、目指すものが変わっていないからこそ、従業員に自然と浸透しています。


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