中本利夫の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

中本利夫のプロフィール

中本利夫、なかもと・としお。内装建材の製造販売会社ウッドワンの会長。山口経済専門学校(現:山口大学)を中退後、家業の材木店を継ぐ。フローリング住宅の増加に活路を見出し内装建材の製造販売へと乗り出す。同社を東証一部上場企業へと育て上げた経営者。絵画収集家としても知られ、ウッドワン美術館を開設。ゴッホの「農婦」をオークションで落札したことでも知られている。著書に『木 植えて・育てて・伐る―そして植える』

駆け引きのことは親父に習ったからわかるようになったけれど、親は子供の性格をよく見ているものだと思った。中学生のころに父が言った通り、駆け引きは嫌。私には無理なんだ。結果的にメーカーへと走った。フローリング材の品質を良くして、ちょっとでも安くすればどんどん売れた。シェアがトップになるのに3年かからなかったから、それだけ他社の品質が悪かったわけ。いつの間にか品質で勝負する会社という形になりました。


親父は僕に商売を仕込もうと思って、僕の前で機会商や材木商との駆け引きを念入りにやる。機会が欲しくてしょうがないのに、いらないという顔をして見せる。以前よりも高値を提示した材木商に、本当は売りたくてかなわないのに「その値段じゃあ得意先を替えるほどの不義理をすることもない」とかやりおる。僕は親父の手口はわかっているけれど、向こうさんはまんまと引っかかる。


中学三年生のとき、親父に大きくなったら何になればいいのか尋ねたことがありました。親父は「お前は人が良すぎる。商売人は無理だな」というんです。「医者にでもなれ」と言うけれど、医者は国家試験があって、「にでも」ではなれない。戦争もありましたが、国家試験のない知事登録で済む材木屋を継ぐことにしました。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ