中川晶の名言 一覧

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中川晶のプロフィール

中川晶、なかがわ・あきら。日本の心療内科医。「なかがわ中之島クリニック」院長。京都出身。大阪府立大学農学部卒業、奈良県立医科大学医学部卒業。大阪赤十字病院内科で研修。近畿大学東洋医学研究所を経て「なかがわ中之島クリニック」院長に就任。また、大阪産業大学人間環境学部教授、各種大学で非常勤講師を務めた。著書に『心療内科医のメルヘン・セラピー ココロの重荷が軽くなる11の物語』『やすらぎが見つかる心理学 5つの物語で読む心のコリのほぐし方』『嫌われるのが怖い!がなくなる本』ほか。

夫婦間ではお互いに言い分や愚痴を言い合い、聞き合うことが大事です。即効性のあるアドバイスは必ずしも必要ありません。相手が「言えた」「表現できた」ことで満足する場合が多いので、「聞いてあげる」ことで十分なのです。


親は子供のためを思って「あれをしなさい」「これはしちゃダメ」「あなたのためだから」と指導します。親の意見が違うと感じることが出てきても、子供としては「従いたくない自分は親不孝なのではないか」と悩み、従ってしまうのです。これを繰り返し、子供は「親にとって都合のいい子」となり、不満とストレスが蓄積されます。それが元で精神的な病気にかかってしまうこともあれば、ある日突然爆発して、修復不可能な関係になってしまうケースもあります。それを防ぐために、家族であっても「ちょっと遠め」の距離感でいましょう。親としては、子供が悩みを相談したいと言ったら聞いてあげ、何かを教えて欲しいと言ったらアドバイスをする。そうでない限りは見守る、というくらいでちょうどいい。


何でも相手の言うことを聞いてしまうのは、相手からの攻撃を避ける一種の防衛です。しかし、相手の要求や言い分を一方的に聞き入れ続けていると、マグマのようにストレスが溜まっていきます。


人間は相手との「詰まった距離を開ける」のは苦手です。一般的に、詰まり過ぎてしまった距離を開けたいときは、わざと敬語を使うなど、相手との「他人性」を強調することが有効です。しかし、家族の場合はこれがなかなか難しい。とくに、親子関係で子供のほうが親を遠ざけるのは難しいのですが、成人して独立している場合は、お互い大人同士ということを意識した態度を取るべきです。


夫婦間においては、夫よりも妻がストレスを溜めているケースが圧倒的に多いと感じます。男性は、仕事など外でのストレスが大きいものの、飲みに行くなど気晴らしをして発散するため、家庭内でストレスを溜めることはあまりないのです。ですから、妻が不満を溜めて爆発しそうになっていないか、少し気をつけてあげてください。爆発して修復不可能になってからでは遅いからです。


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