中尾政之の名言 一覧

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中尾政之のプロフィール

中尾政之、なかお・まさゆき。日本の工学博士。東京大学大学院教授。東京大学工学部産業機械工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科修了。日立金属、米HMTテクノロジー、東京大学工学部助教授などを経て教授に就任。「失敗学」を研究し、失敗学会副会長を務めた。

失敗するのは「誰かが起こした、似たような失敗」に関する情報を知らなかったから。


ビジネスにおいて、絶対的な安全はありません。でも、こういうことも起きるのではないかと想定することならできる。


失敗学的に捉えると、歴史は失敗情報の宝庫です。人間という生物は似たような過ちを繰り返す。近現代か古代か、日本か外国か、場所や時代は関係ない。


海外旅行ガイドブックやサイトに、「あの国のどこそこでカバンを盗まれました」とよく書いていますよね。行ってきた人が、せっかく教えてくれているのだから、カバンが見えないように身構えないといけない。でも、得てして「自分には起きないだろう」と思いがち。それでは、被害に遭っても仕方がない。


ネットで検索してみるのもいい。自社や同業他社はこれまでにどんな失敗を重ねてきたのか。「グーグル」や「ウィキペディア」のように、半ば、ビッグデータ化したものを利用しない手はありません。


失敗防止は過去の情報をいかに引っ張ってこられるかにかかっている。極端に言えば、振り返るべき過去とは、この地球で人類が起こしたあらゆる失敗事例なんです。


失敗学会が掲げる「失敗学」とは、「失敗知識のナレッジマネジメント」。噛み砕いて言えば、「人のふり見て、我がふり直せ」という言葉に尽きます。誰かの失敗を「対岸の火事として見る」のではなく、「他山の石とする」ことが必須です。


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