下地寛也の名言 一覧

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下地寛也のプロフィール

下地寛也、しもじ・かんや。日本のビジネストレーナー。千葉大学工学部工業意匠学科卒業後、米国のインテリア設計事務所に勤務したのち、働く環境と従業員の行動に関する分析・研究などの業務に従事。その後、コクヨファニチャーに入社。同社のスキルパーク部門でシニアトレーナーを務め、法人顧客やコクヨグループ各企業に対して教育研修などを行っている。著書に『コクヨの1分間プレゼンテーション』『会議がうまくいくたった3つの方法』など。

ありがちなのは、左脳向けの理屈ばかりを並べて心が動かされないプレゼンです。「君が言うことは理解したが、私はその商品を欲しいとは思わない」と言われてしまいます。そうならないために、論理的な理由を述べたあとには、気持ちに訴えかける要素が必要です。「私も最初は疑っていたのですが、実際に使ってみると、すごくいいですね!」などと自分の思いや体験を加えると、より共感を得られるはずです。


プレゼンは人の心を動かすためのものです。そのためには、「疑問を投げかける」→「結論を伝える」→「理由を加え、納得させる」の順番であることが必要です。ビジネスでは「結論を先に言え」と言われることが多いのですが、プレゼンで結論からいきなり入っても、聞き手からすれば、何の話をしているのかわかりません。結論の前に疑問を投げかけることで聞き手の興味をひき、次に結論で驚きを与え、最後に理由で納得を得るという順番で進めるのがよいでしょう。


プレゼンテーション初心者によくありがちなのですが、「話したいことが全部話せました」という人がいます。しかし、話したいことを全部話すことがプレゼンではありません。聞き手に理解してもらうためには、聞き手がどれだけのことを理解できるかを意識しながら話さなくてはなりません。聞き手の理解のカゴの大きさにあった量になるよう、情報を取捨選択することが大切です。


プレゼンでは、最終的には聞き手を動かさなければなりません。背中を押してあげたりすることが必要になります。左脳に訴えるだけでなく、右脳に訴えることも重要です。


プレゼンのシナリオづくりでのポイントは大きく分けて二つあります。

  1. プレゼンは「人の心を動かすためのもの」だということ。
  2. 情報を取捨選択すること。聞き手が一度に理解できるのは、せいぜい3つのことまでです。

プレゼンで結論を言うときは、聞き手に驚きを与える結論を述べることがポイントです。気をつけたいのは、「職場環境の改善に必要なのは、コミュニケーションの活性化です」のように、当たり前のことを言ってしまうことです。これでは聞き手は興味を失ってしまいます。「コミュニケーションの活性化」という漠然とした大きな概念ではなく、「上司がチーム思いでありすぎるため、部門間に壁ができているのです」のように聞き手が予想する結論よりも一歩踏み込んだレベルにすることが大切です。


プレゼンで疑問を投げかけるときに大切なことは、聞き手と同じ土俵に立つことです。「最近、スマホを持つ人が増えてきていますね」のように聞き手が迷わない入口をつくったうえで、「ではこの数字は何でしょうか?」と投げかければ、「スマホが増えてきたことに関する数字なのだな」ということがわかるので、聞き手もスムーズに引き込むことができます。


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