上原昭二の名言 一覧

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上原昭二のプロフィール

上原昭二、うえはら・しょうじ。大正製薬の二代目社長。兄は参議院議員の土屋義彦。東京薬科大学卒業後、大正製薬に入社。取締役、常務、副社長を経て社長・会長。医療施設向け医療用薬品の取扱高を上げ、同社の基盤をさらに強化した経営者

人間でも、力以上のことをすれば必ず破たんする。


父の借金嫌いは、当社の前身である大正製薬所に父が入った時に由来します。小規模なメーカーだった大正製薬所に就職した父は、のちに経営の切り盛りをするぐらい先代に見込まれましたが、一番苦しんだのはその借金でした。借金ばかりにしていた先代の尻拭いをさせられた父は、その返済に相当苦労されたようです。こういう原体験があったからこそ、父は借金経営を避けてきました。


焦らず、無理せず、背伸びせず。私の父、大正製薬前名誉会長の上原正吉から教わった生き方です。父は寡黙な人だったし、私の教育についても自由放任主義でした。ひとつひとつ、ああしろこうしろと押しつけがましいことは全くありませんでした。自分の振る舞い、モノの考え方に接しているうちに把握してくれれば、それで良いというのが父の教育の仕方でした。父の人生、あるいは経営のやり方を見ていて、私なりに解釈したのが冒頭の言葉です。


一つの物事を成し遂げるには、全力を注げということです。四方八方に目配り気配りをし、常になぜそうなるのかを考える。経営者としての原点は、そこにあると思う。私は部下からの報告を聞くとき、なぜそうなるのかと問い返すことが多い。意識しているわけではないのですが、あらゆるケースを想定して、それに答えられるだけの報告でない場合は、なぜという問いかけをしているようです。


自分の力以上のことをやると、破滅を招いてしまう。経営面でいえば、自分たちの力を十分見極め、無理に背伸びをしないことが肝心だということです。これが私の経営観であり、人生訓になっています。


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