三島和夫の名言 一覧

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三島和夫のプロフィール

三島和夫、みしま・かずお。日本の医師。不眠症の専門家。秋田大学医学部医学科卒業。同大学医学部精神科学講座助手・講師・助教授、米国バージニア大学時間生物学研究センター客員助教授、米国スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員助教授、国立精神・神経センター精神保健研究所精神生理部部長、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部部長、日本睡眠学会理事、日本時間生物学会理事などを務めた。主な著書に『睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン』『8時間睡眠のウソ。日本人の眠り、8つの新常識(共著)』『不眠の医療と心理援助 認知行動療法の理論と実践(共著)』ほか。

「理想的な睡眠時間は何時間だと思いますか」と聞くと、ほとんどの方が8時間と答えます。でもこれにはまったく根拠がないのです。十分な睡眠をとっているかどうかは、時間の長短ではなく、昼間の眠気や倦怠感のあるなしで判断すべきです。


眠れないときは本当に眠くなるまで布団に入らない方がいいでしょう。眠れないのに布団に入っていると、本当に必要な睡眠時間はほぼ足りているうえに、眠ることに緊張や不安を持っているから、なかなか寝つけない。そのうち、「寝室=眠れない場所」という条件づけをしてしまう。


不眠の治療においては薬を使ってでも、とにかく眠るという経験をするのが大事。睡眠薬は必要なときに適切に使って、治ったら減薬・休薬するのが基本。実際、睡眠薬を服用した8割以上の人が1年以内に、7割が3カ月以内に治療が終わっています。特に新しいタイプの睡眠薬は依存リスクも少なく過剰に心配する必要はありません。


必要な睡眠時間は個人ごとに大きな差があります。6時間睡眠でばっちりだという人もいれば、8時間でも足りない人もいる。この個人差は相当大きく、必要睡眠量の平均値、中央値すらわかっていません。


実は気づかない睡眠不足というケースが多いのです。日中でも眠気がある、だるいなどの自覚症状があれば、睡眠不足かなと気づきますが、睡眠不足が慢性化すると、眠いという感覚が鈍くなるのです。これが結構、怖い問題で、個人のパフォーマンスが落ちるだけでなく、絶対に寝てはいけない場面で寝てしまい、交通事故をはじめとするヒューマンエラーを引き起こすことが少なくない。慢性の睡眠不足は、社会問題でもあるのです。


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