ムハマド・ユヌスの名言 一覧

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ムハマド・ユヌスのプロフィール

ムハマド・ユヌス。バングラディシュの銀行家。貧困層向け無担保融資銀行のグラミン銀行創設者。ダッカ大学卒業後渡米しヴァンダービルト大学で経済学博士号を取得。帰国後に政府の経済局計画委員会副委員長、チッタゴン大学経済学部学部長などを経て、貧困層向け無担保融資銀行のグラミン銀行を創設する。バングラディシュの貧困層を助け、同国に大きな貢献を果たした。ノーベル平和賞受賞。

大参事によって人々は絶望しています。しかし、ほんのわずかでも希望の光を見せられれば、彼らを挑戦的なファイターに変えることができるはずです。


ソーシャルビジネス(社会問題を解決することに専念する事業体)の7原則

  1. 利益の最大化ではなく、社会問題の解決こそが目的。
  2. 財務的な持続性を持つ。
  3. 投資家は投資額を回収するが、それ以上の配当は受け取らない。
  4. 投資額以上の利益は、ソーシャルビジネスの普及に使う。
  5. 環境へ配慮する。
  6. 従業員はまっとうな労働条件で給料を得る。
  7. 楽しみながら取り組むこと。

ソーシャルビジネス(社会問題を解決することに専念する事業体)の本質は、創造性と挑戦です。いままで誰も思いつかなかった手法で解決不可能だと思える問題にぶつかることなんです。


ソーシャルビジネス(社会問題を解決することに専念する事業体)が既存のビジネスとは正反対と言いましたが、決して両者は対立する概念ではありません。誤解がないように申し上げておきたいのですが、企業が利益を追求する姿勢は健全だと思います。ただ、既存の企業だけでは埋められない社会的なニーズがあるのも確かなのです。そこを補完する存在だととらえてください。


現在の資本主義社会では、「人間は利己的である」という考えが前提になっています。この考えは部分的には正しいのですが、部分的には間違っています。すべての人間は利己的であり、同時に利己的ではないのです。この利己的でない部分が現在、無視されて取り残されているのです。自身が受け取る利益を追求する以外の目的、すなわち「誰かを助けたい」「社会を良くしたい」という無私の気持ちだけでもビジネスは成立するのではないでしょうか。


人生は短い。この世を去るときに社会にどんな軌跡を残せるのか。少しでも良い影響を与えたいと考えるなら、ソーシャルビジネス(社会問題を解決することに専念する事業体)に目を向けてもらいたいと思います。


グラミン銀行にいた間、貧困に苦しむ人たちをずっと見てきましたが、彼ら自身に責任はありませんでした。体制や仕組みが貧困を作り上げているのです。ソーシャルビジネス(社会問題を解決することに専念する事業体)は人々を小さな鉢から自由にしようという行為です。私が取り組んだ、無担保少額融資というマイクロクレジットはその一種にすぎません。なぜなら、ソーシャルビジネスが対象とすべき社会問題は貧困だけではないからです。


私は貧困という社会問題を説明する際、盆栽に例えて話します。大木の種子を小さな鉢に植えても、その鉢以上に大きく育つことはありません。鉢はその人が置かれた状況です。


銀行経営について無知だから逆によかったのでしょう。先入観があれば思い切りは悪くなるし、そもそも先入観だって誤りかもしれません。振り返ってみれば、常に世間の常識とは正反対の方向に突き進んできました。既存の銀行は、都市の富裕層男性にしかお金を貸しませんでしたが、私たちは農村部の貧しい女性に融資してきました。


(1974年バングラディシュ大飢饉のとき)私は大学の教室を出て近隣の村を歩き回りました。貧しい人たちに話を聞いてみました。彼女たちの多くは生活のためにわずかなお金を借りたせいで、奴隷のような生活を強いられていました。ポケットマネーで何人かの借金を肩代わりしました。グラミン銀行の原点は、「目の前の一人を1日だけでも救いたい」という気持ちでした。私が個人で始めた活動はささやかなものでした。それでも、やがて国中に広がり何百万もの人を幸せにできたと思います。


グラミン銀行設立のきっかけは1974年の大飢饉でした。当時、私は米国の大学で博士号を取得して帰国したばかりで、大学で経済学を教えていました。若くして自信満々でしたが、いくら経済の知識を持っていても餓死していく人々を救えませんでした。


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