フィリップ・コトラーの名言 一覧

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フィリップ・コトラーのプロフィール

フィリップ・コトラー。アメリカの経営学者、マーケティング学者。現代マーケティングの第一人者。シカゴ大学で経済学修士号、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号取得。ノースウェスタン大学経営大学院で教授を務めた。様々なマーケティング理論を構築した。主な著書に『コトラーのマーケティング講義』『コトラーのマーケティング・マネジメント』『コトラーのマーケティング・コンセプト』『マーケティング10の大罪』『コトラーの戦略的マーケティング』『市場戦略論』など。

マーケティングを最も短い言葉で定義すると、「ニーズに応えて利益をあげること」となる。


マーケティングとは経営そのもので、消費者に自社を愛してもらうことが最終的なゴールだ。


鶏口となるも牛後となるなかれ。市場のある部分に対して、自社製品が最善の選択肢であると示すことが出来れば、そのセグメントでリーダーになれる。


創造とイノベーションに継続的に取り組む企業だけが、実り豊かな将来を手にするチャンスを与えられている。


なぜその人はあなたの企業やその商品を選んだのか、その本当の理由を理解するためには、直接会話することが重要です。


大事なのは、今調子がいい企業だけに注目するのではなく、良いときも悪いときも切り抜けて長く続いている企業に特別の注意を向けることです。


優れたマーケティングは新しくて秀逸なアイデアを生み出す力と、ビッグデータの分析から最新のトレンドやセグメントを探知する力を土台としている。


イノベーションを生み出す上で重要なのは、自分たちが現在直面している様々な問題を解決する方向でのイノベーションを目指すことです。


日本企業の問題はライバルが出現したことではなく、ライバルの出現を脅威だとは思わなかったり、無関心だったりしたことです。


あらゆるものがブランドであり、あらゆる人がブランドである。


未来を見通すためには、歴史を知らなければなりません。


景気後退期に企業が実行すべきマーケティングの基本動作は4つあります。

  1. 顧客がどう変わりつつあるのかを注視すること。
  2. 自社の製品やサービスを再点検すること。
  3. 製品が顧客の手に届くまでの全プロセスを再点検すること。
  4. 販売促進の抜本的な改革をすること。

現代のマーケティングは、どれだけ顧客の深層心理に迫れるかの勝負です。マーケティング部門は数字をいじり回しているだけでは存在価値がありません。


皆がマイナス思考に陥っているときにこそ、違う視点から市場を見つめ、大胆に行動することこそがマーケティングの真骨頂なのです。


市場の変化とは、本質的に顧客の行動の変化です。いままでは何気なくお金を使っていたけれど、これからはそうはいきません。新しい価値をどこに見出していくのか、何が大切だと考えるようになるのか。顧客の動きを察知し、景気後退期における価値の再定義を急がなければなりません。


マーケティング理論に必ず出てくる「4つのP(製品、価格、流通、プロモーション)」を結び付けて、一体化させる要がブランドなのです。


いまだに販売(セールス)とマーケティングを混同している経営者がいるのには驚かされます。マーケティングとは、製品やサービスに意味を与える仕事です。製造部門がつくった製品に、意味を与えて世の中に送り出すのがマーケティングの役割なのです。


マーケティング部門は顧客や市場の変化に社内の誰よりも敏感で、必要ならば躊躇することなく変化を起こす集団でなければなりません。


マーケティングのプロたちの目には、金融危機で大騒ぎになっているいまの世の中がどのように映っているでしょうか。少し前なら考えられなかったビッグチャンスがあちこちにゴロゴロと転がっている。そんな情景が見えていれば、マーケティングの達人と言っていいでしょう。


景気後退時には販促予算が大幅に削られるのが普通です。しかし、削るだけなら誰にでもできます。マーケティングの専門家なら、人々の心に響くような強いメッセージを効率的、効果的に伝えられているかという視点から検証するのです。無駄がある部分は思い切って削り、何で置き換えていくのかまで考えるのです。


かつてマーケティング部門は製品やサービスの情報を顧客に伝えるコミュニケーションが主な役割でした。現在では製造開発、販売など社内のほかの部門、納入業者や卸売業者などの取引先、そして顧客と密接に連携していくための中核的な役割を担っています。


良いブランドだと信じるなら安易に変えてはいけません。良いブランドはある種の厳格さをもって社内外の圧力から守られなければなりません。


いままでは顧客の調査を重ねれば、「顧客の目線」でものごとが見えてくると考えられてきました。しかし、何百ページものマーケティング報告書は、読み切れないほど大量のデータを集めているだけで、それを見て顧客のことがわかったつもりになっていました。しかも、売り手側は情報を独占し、一方的に都合の良いメッセージを流し続けていました。私はこれを「モノローグ(ひとり芝居)」と呼んでいます。双方向のインターネットの登場によって、そういう時代は終わりを告げました。


私は、ブランドとはマーケティングの部分集合だと位置付けています。マーケティングは市場、すなわち顧客と向き合うことそのものです。ブランドはそのための道具なのです。マーケティング活動のあらゆる要素を結び付ける接着剤といえば、イメージが湧いてくるでしょうか。


マーケティングは時代とともに進化を続けています。とくに、マーケティングの中における「ブランド」の位置づけは激変したと言っていいでしょう。私が『マーケティング・マネジメント』という教科書の第一版を書いたのは1967年のことですが、そのときにブランド論に割いたのはたったの2ページでした。「ブランドとは何か」について定義しただけです。正直なところ、ブランドが今日のように重要な要素になるとは想像すらしていませんでした。


選択肢はいくらでもある過剰生産の経済において、ひとつの製品を際立たせ、新しい意味と名前を与え、消費者の欲しいという気持ちに火をつける。これが現代マーケティングの醍醐味なのです。


マーケティング部門が孤軍奮闘するだけでは何も変えることはできません。経営トップはもちろん、財務、法務、会計、販売、製造、技術といった各部門が、マーケティングとは何なのか、ブランドとは何なのかということをしっかり理解しておくことが必要です。


もし既存の商品に顧客がお金を出し渋っているとすれば、すぐに第2、第3ブランドの検討に入った方がいいでしょう。廉価版ブランドを立ち上げて、不調な既存ブランドは思い切って整理する勇気も必要です。経営資源の無駄遣いはできません。物流や顧客対応などを含めて不要なサービスも削っていくのです。同時に、いまこそ必要と思われるものなら迷わず取り入れていく決断力が求められます。


ボツになったアイデアは記録しておくべきだ。ボツになったアイデアの山が、別の人のインスピレーションの源となる場合もあるからだ。


有望と思えたアイデアが、本当はどの程度の価値を持つのか。それを調べるための資金をきちんと確保しておく必要がある。必要な金額はアイデアごとに違ってくる。


マーケティング上のイノベーションは日時や場所を特定して生み出せるようなものではない。マーケティング部門で、そして企業全体で、日常的にアイデア創出の努力がされなければ不可能だ。


マーケティング戦略を立案するためには、カテゴリーを明確にしておく必要がある。なぜなら、自社がどの領域で、どのような企業と競争しているのかを把握しなければ、マーケティング戦略は構築できないからだ。


ウォルト・ディズニーは最初の長編アニメ映画『白雪姫』の制作中、映画で使うジョークを考えて欲しいと全社員に依頼し、優れた提案に対しては謝礼を出すと伝えた。この謝礼が大いに効果を発揮し、素晴らしいアイデアが次々と寄せられた。


私たちの製品やサービスに満足だけでなく、喜びすら覚えた顧客は、同じニーズを持つほかの顧客に製品を推奨してくれる。さらに、新製品を「ともに作り出す」ことを望む顧客や企業を招き入れることも期待できる。そうした顧客は製品の共同制作者という意識を持つ。


顧客を理解すること。そして顧客ごとの異なるニーズを見抜くことが重要だ。


新製品をともに作り出すという意識は、従業員やサプライヤー、流通業者といった利害関係者にも持ってもらうべきだ。


もし、ロッキングチェアーに座って死ぬのを待っているだけというのが高齢者のイメージであるとしたら、それは健全ではありません。そこにはマーケティングで扱うべき課題があることにお気づきでしょうか。「現役を退いた日本のシニア層に行動的なライフスタイルを提案する市場をつくり出せるだろうか?」「彼らに様々な楽しみ方を示すことができるだろうか?」。高齢者は、運動やアクティブな活動を制限するような病気を抱えているかもしれませんが、「いかに高齢者に若いマインドを持ってもらうか」という視点を持つことが必要でしょう。


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