ビリー・ビーン(球団経営者)の名言 一覧

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ビリー・ビーン(球団経営者)のプロフィール

ビリー・ビーン。米国フロリダ州出身の球団経営者、メジャーリーグ選手(外野手)。高校時代から活躍し、卒業後ニューヨークメッツにドラフト1巡目指名で入団。メッツ、ミネソタ・ツインズ、デトロイト・タイガース、オークランド・アスレチックスなどを渡り歩き引退。現役時代はあまり活躍できなかった。引退後はアスレチックスの球団スタッフとなりスカウトとして活動を開始する。その後ゼネラルマネージャーとなり、経営不振・成績不振のアスレチックスの復活に貢献。メジャーリーグの名ゼネラルマネージャーの一人に数えられた。

慣習でもおかしいと思うことは改める必要がある。


評価に関しては何を基準にするかが重要だ。かつての大リーグでは、投手の投げるフォームやルックスなども評価に影響していた。投げ方がおかしければ評価が下がったし、ルックスがよければ評価が上がるといった具合だ。これらは最終目的である勝利には関係ないが、長らく当然のように受け入れられていた。


報酬に見合った働きをしているのであれば問題はない。ただどこの世界にも報酬をもらいすぎている人、逆に過小評価されている人はいるものだ。経営者の立場にあれば、報酬をもらいすぎている人への過剰な支払いを止め、過小評価されている人に目をつけて引き立てるべきだ。


相変わらず予算が限られているので、コストが安く済む若い選手を中心にチームを編成せざるを得ない。ただその中でもデータを駆使してベストを尽くすことに変わりはない。


野球の攻撃ではアウトにならない(出塁する)こと、長打で多くの塁を奪うことが勝利につながる。出塁するために四球を選ぶのも立派な手だ。選球眼がいいことは評価のポイントになる。また、長打を打つにもパワーなど特別な能力が必要だ。こうして出塁率や長打率に優れた他球団の選手を探していると、評価が低い(年俸が低い)選手が何人か見つかった。彼らはすでに選手としてピークを過ぎていたり、守備に不安があったりといった理由で不遇な扱いを受けていた。しかし、他球団から見えればマイナスのこうした要因も、我々からしてみれば解消は可能だった。


データは「勝利に結びつくもの」と「そうでないもの」を峻別した。それまで球界で重視されてきたのは打率と打点だった。しかし、このふたつは偶発性に左右される要素が強い。当たりが悪くてもたまたま野手がいないところにボールが飛べばシングルヒット程度にはなる。多くの打点をあげられたとしても、それは自分の打席の前にランナーが溜まっていたからだ。そこで我々が注目したのは、こうした偶発性に左右されにくい出塁率と長打率だ。


スカウトの経験則や主観があまりあてにならないことは、私自身が身をもって思い知った。私は超高校生級選手として期待され、ドラフト1位でニューヨーク・メッツに入団したが結果を残せず9年でユニフォームを脱ぐことになった。人の将来性を見抜くのは難しい。他人を評価するときには、どうしても偏見が入ってくる。そこで客観的なデータを重視することにした。


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