テレンス・リーの名言 一覧

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テレンス・リーのプロフィール

テレンス・リー。日本のタレント、軍事評論家、作家、危機管理コーディネーター。神奈川県出身。立教大学文学部史学科在学中、イギリスに留学。その後、傭兵業を経て、作家やテレビタレントとして活動。著書に『戦争病』『俺は戦争下請け屋』『3秒おいて、慌てなさい』『世界陰謀大全(共著)』ほか。

組織は組織を守っても、人を守ってくれるとは限りません。


自分のヤバいネタをつかまれたときの究極の一手は、相手のヤバいネタをつかむことです。冷戦時代の米国とソ連のように、どちらかが発射ボタンを押したら全面核戦争になるぞ、という状態に持っていくんです。清廉潔白そうな奴でも、叩けばホコリのひとつやふたつ絶対に出てきます。普段から「こいつは危ないな」と思うやつがいたら、何に弱いのかチェックしておくといいですね。


心底相手が憎くて、どうしても社会的にダメージを与えたいのなら、刺し違える覚悟でやるべきでしょう。ひどい不正を見つけて正義感から告発する場合でも、最悪、その会社にいられなくなるという覚悟が必要です。大手企業の不祥事でも、内部で騒いだ人間はその直後はよくても、長い目で見ると主流から外されています。


嫌いな相手のスキャンダルを口外すると、やはりその相手を嫌いな周囲の人間から「あいつを追い落せ」とけしかけられることがあります。しかし、そこで大っぴらに潰しにかかると、大騒ぎになればなるほど叩いた側も矢面に立たされます。その結果、嫌いな相手を潰せたとしても、「お前が騒がなければこんな大事にはならなかった」と自分も責任をとらされるケースだってあるわけです。


せっかく上司の弱みを握ったのに、有効活用しないのはもったいないと思うかもしれません。しかし、相手を引きずり下ろしたところで自分の地位が上がるわけではありません。気分はいいかもしれませんが、多くの場合、上司を追い落しても自分の得はなりません。


些細なことであっても、相手からすると「知られたくない秘密を知られている」ことは心の重みです。その状況が継続する苦しさは創造に難しくありません。だから、本当に復讐してやりたいくらい憎んでいる相手であればあるほど、ネタを握ったまま何もせず、涼しい顔をしていた方がいいんです。相手は「いっそひと思いにとどめをさしてくれ!」と心の中で苦しむことでしょう。


もし私が嫌いな奴のヤバいネタをつかんだら、たださりげなくその事実を伝えるだけにとどめます。あとは何もしません。相手に何か要求したり、誰かに話したりもしない。「俺もネタつかんでるぞ」と知らせるだけで充分です。「俺は何をすればいいんだ?」と相手から聞かれたら、平然と「いや、別に何も」と答えればいい。そうすれば向こうが勝手にいろいろ反応します。ヤバいネタを材料に具体的な見返りを求めたら恐喝になってしまいます。それよりも、向こうに勝手に配慮させ、勝手に動いてもらうのが一番いい。


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