ジョン・ウェルスの名言 一覧

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ジョン・ウェルスのプロフィール

ジョン・ウェルス。英国の経営学者。ハーバード大学経営大学院教授。英国オックスフォード大学で物理学を専攻し卒業後、欧州原子核研究機構(CERN)、英蘭ユニリーバなどを経たのち、ハーバード大学でMBAを取得。ボストンコンサルティンググループ勤務ののち、経営学博士号を取得。ハーバード大学で教鞭をとった。そのほか、米モルターグループ欧州法人取締役、ペプシコ欧州法人スナック菓子部門CFO(最高財務責任者)、スイスの経営開発国際研究所(IMD)学長なども務めた。

失敗の体験はとくに重要です。人は、成功よりも失敗から学ぶことの方が多いからです。


意思決定は、経験だけでなく様々な知見も生かして思考し、慎重になすべきものです。その意味で、経済理論などの学術的知識もある程度学ぶ必要があります。


リーダーが組織に非常に重要な意思決定をするとき、「これは過去に経験があって、やり方は分かっているからさっそく実行しよう」と考える。これは正直言って致命的な考え方です。そんな頼りない根拠だけで意思決定をすべきではありません。


リーダーが学術的な意味で何かの専門家である必要はありません。経営トップ層に必要なのは、学術的なトレーニングを通じて、自分が何を知らないのか、何が不得意なのかを認識することです。


ビジネスは団体競技であって、個人競技ではありません。意思決定者は、様々な分野に散らばっている多くの知見をひとつにまとめる必要があります。マーケティングからオペレーション、財務、人事に至るまである程度基本を押さええていなければ、適切な意思決定はできません。


企業経営を任されたトップ層には、意思決定が正しくなされていることを確認する確認義務があります。これは、株主の委任を受けて会社経営をしている以上、職務に忠実に、十分に注意を払って行動する義務があるということです。


現在向かっている先がどこなのかについて、我々は結局だいたいのことしかわかりません。有効な戦略や経営手法も、非常に速いスピードで刻々と変化しています。


企業経営において今後重要になるのは、環境の変化に応じて柔軟に対応できる「柔軟性の創造」です。25年前に主流だったロジックは「いったん戦略を開発したら長期間有効でなければならない」でした。だから誰もが5年、10年の経営計画書を立案しました。しかし、変化が激しく不確実ないまの時代はそうはいきません。


パイロットを訓練するとき、いきなりボーイング747に乗せて滑走路を走らせたりはしません。パイロットに必要なのは、まずシミュレーターを使って何度も模擬訓練をすることです。


マーケティング畑の人間はマーケティングの視点からだけ問題を分析し、ファイナンス畑の人間はファイナンスの面からだけ考えがちになります。「2歳児にハンマーを持たせたら、すべてが釘になってしまう」ということわざがあります。ハンマーひとつしか道具を持っていなかったら叩くことしかできません。だから、専門を超えて総合的な視点から、何が問題なのかを見極める姿勢を養うことが必要です。


ビジネスの領域では、自分のまったく知らないことが多数存在します。しかし、ビジネスパーソンに必要な素養は、スペシャリストというよりはゼネラリストとしてのものです。自分の知らないことや、自分の弱点が何かを十分に自覚していれば、必要に応じてその道の専門家を活用すればよいのです。


企業にとって経営トップ層に対する教育投資は、ほかの投資案件と同様、重要事項です。それだけに具体的な目に見える成果を求めるようになっており、経営大学院がそのために個別企業の要求に応えようとするのは、自然の成り行きと言えるでしょう。


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