ウィリアム・A・コーエンの名言 一覧

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ウィリアム・A・コーエンのプロフィール

ウィリアム・A・コーエン。アメリカの経営学者、空軍将校(少将)。軍人の家系に生まれる。アメリカ・ウエストポイント陸軍士官学校を卒業。シカゴ大学ビジネススクールでMBAを取得。クレアモント大学ビジネススクールでピーター・ドラッカーに直接教えを受ける。空軍を退役したのち、経営幹部向けビジネススクールの「カリフォルニア・インスティチュート・オブ・アドバンスト・マネジメント」の学長を務めた。著書に『ピーター・ドラッカー マーケターの罪と罰』ほか。クリントン政権の国務長官ウィリアム・コーエン(ウィリアム・S・コーエン)とは別人。

自分が正しいことをしているという確信は、その人物をどこまでも推し進める。


高い倫理観を持てば、自分自身に確信を持つことができ、そのように行動するようになる。


「組織が正しいことをしている」「自分が正しいことをしている」という感覚は、非常に大きな力になる。それは周囲にも伝播する。


人々は、自分の人生において意味のあることをやりたいと考えています。ですから、物事を利益の最大化だけで判断しようとすれば、それについていこうとは思いません。


ドラッカーは「プロ意識は危険である」と言っています。ドラッカーが言いたかったのは、どんなルールにも例外はあるということ。石工であれCEO(最高経営責任者)であれ、時にはルールを外れなければならないことがあるということを強調したかったのだと思います。


人は、深い意味があって、かつ得がたい目的を持っています。それは、利益の最大化とは噛み合わない。もちろん、お金を儲けるのはいいことですが、それで自分が利するのではなく、組織に還元したり、研究開発につぎ込んでさらにいいものを生み出したりするなど、賢く使うべきです。


ドラッカーは利益を出すこと自体を否定していたわけではありません。どこかの時点で黒字は達成しなければならないと考えていました。そうでなければ、企業は成り立ちませんから。しかし、利益の最大化だけを目的とし、すべての側面でそれを論理的な結末にしようとすると、社員を解雇したりして利用するだけで、彼らのためになることをやらなくなる。その矛先が経営陣に向けられることもあるでしょう。いずれにしても、お粗末な戦略としか言いようがありません。


私にとってのイノベーションは、何かを新しい、より良い方法で行うことです。問題を解決しようとしていてたどり着く場合もある。それは需要サイドのイノベーションです。


マーケティングは、すべてのものに応用可能であることを忘れてはなりません。すなわち、製品や企業だけでなく、NPO(非営利組織)や政治など、何かをやろうとすれば必ずマーケティングのコンセプトに行き着くのです。


儲けが出ているのだからそれでいいと思いがちですが、実際には間違っている場合もあるのです。戦略的決定が間違っていても売れていることによって、その優秀な販売担当者が会社全体を誤った方向に導きかねません。


マーケティングは戦略ですが、販売は売ることです。もし、戦略的決定が間違っていれば、どんなに抜け目なく売っていても、それは一時しのぎに過ぎません。つまり、戦略的に間違っている新規事業に参入し、それなりの商品がほどほどに売れたとしても、もっと高いレベルで考えて戦略的に正しい市場に参入していれば、その10倍は売れたということです。


ドラッカーがマーケティングの本を書かなかったのは、彼のアプローチにそぐわなかったのでしょう。そのテーマで本こそ書かなかったけれども、30冊以上の著作や数多くの論文に目を通してみると、マーケティングやリーダーシップについて語られた部分がたくさんあります。しかしドラッカーは個々の分野に絞って本を書くことには関心がなかったのだと思います。彼の視点は、「組織の目的」や「乱気流時代の経営」といったように、もっと広かったのでしょう。


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