黒田尚子の名言 一覧

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黒田尚子のプロフィール

黒田尚子、くろだ・なおこ。日本のファイナンシャルプランナー。富山県出身。立命館大学法学部卒業後、日本総合研究所勤務などを経て独立。著書に『がんとお金の真実』『50代からのお金のはなし』。

貧困対策 鉄の3か条

  1. 今の家計の収支決算をして、現状を把握する。
  2. リストラや介護、病気、災害など将来のリスクに対してシミュレーションする。
  3. 1と2の結果を踏まえて、自分なりのセーフティネットを複数用意する。

しっかり貯金できるタイミングは人生で3回だけです。1回目は独身時代から子どもができるまで。2回目は子どもが保育園や幼稚園に通っている間。3回目は子どもの独立後です。教育費や住宅ローンの支払いが重ならない時期が、貯蓄ができるタイミングということになります。ですが、最近では晩婚化が進み、第一子を出産する年齢も上がってきているので、3回目の「独立後」の期間が昔よりも短めに。漫然と毎月の残額を貯めているだけでは、確実に老後資金が足りなくなります。まずは家計の現状を把握することからはじめましょう。


年収が高ければ家計に余裕が生まれ、低ければ余裕がなくなりそうなものですが、お金のこととなると話はもう少し複雑に。たとえば、インドア派で倹約家なら無駄な出費が少ないので、年収が低くてもやり方次第で貯蓄ができます。一方、どんなに稼いでいても「子どもは私立に入れたい」「マイホームを一等地に構えたい」「外車に乗りたい」と欲張ると、お金はすぐになくなります。その結果、暮らし向きはリッチでも貯蓄はゼロ。家計は火の車……と赤字転落寸前の家庭も少なくないのです。


怖い、不安だと言っていても何の対策にもならないし、だからと言って見ないふりをしていると、いざ何かが起きたとき、真っ逆さまに下流に転落してしまいます。今、何の問題もないとしても、「自分は大丈夫」という慢心は捨ててください。高収入家庭の落とし穴は「油断」なのです。


収入が高ければ、高いなりの支出をしてしまうのが人間です。高収入の家庭は、その状況に甘んじて慢性的な「使いすぎ」に陥っていることがあります。年収1000万円超でも、六本木にマンションを買い、ベンツに乗って、子どもを私立学校に通わせていれば、お金が足りなくなって当たり前。金融広報中央委員会が発表した調査によると、年収1000万円以上の世帯の約1割が資産ゼロという驚くべき状態なのです。それでも高収入が続けばいいのですが、世帯主や家族の急病、親の介護による離職、リストラなどで収入が激減、最悪の場合ゼロになってしまえば、途端に家計は破綻します。


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