鑄方貞了(鋳方貞了)の名言 一覧

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鑄方貞了(鋳方貞了)のプロフィール

鑄方貞了(鋳方貞了)、いかた・ていりょう。日本の経営コンサルタント。関西大学法学部卒業後、タイガー魔法瓶勤務、繊維商社役員などを経てアクティブ経営研究所を設立。著書に『社長に好かれるリーダーになれ』『あなたが変われば部下が変わる』。

一歩一歩着実に進んでいくことが、結局は成功への近道となる。


利益とは、企業が社会に貢献した結果、社会から与えられるもの。


よりよい人生を送るには、短所を直す努力をするよりも長所を活かすほうが大切。


いつまでも経営を続けることはできません。まだ正常な判断ができるうちに、バトンタッチするのがベストだと思います。


人間は誰でも、長所対短所は50%対50%だと思います。この地球上にあるモノは、裏表、前後、左右、陰日向というように、すべてが50対50だからです。


後継者が経営者として求められる人間力を備えるには、まず自分自身の長所に気づき、それを仕事で徹底的に伸ばしてまわりから認められるようになること。そして認められるようになればなるほど謙虚に生きて少しずつ人望を得られるように、現経営者が導いてあげることが大切。


より幸福になるには、仕事でまわりから認められるにつれて「謙虚」に生きることです。「他の分野の仕事は知らない。ましてや世の中のことはほとんど知らない」「自分には短所(欠点)があり、不完全な人間である」ということを十分に認識する必要があります。そうすれば、まわりは「あの人は○○の分野ですごいのに、誰に対しても親切だし、腰も低くて素晴らしいですね。あの人のお手伝いをしてあげたい」となるはずです。その結果、まわりの支援を今まで以上に受けることができるようになるでしょう。


新任の社長は、一日でも早く自分の存在を社内に認めさせようと焦るものです。社内改革への取り組みも、あまりに急ぎすぎる場合は社員の反発を招き、社内で孤立してしまうような事態になりかねません。社長就任から1~2年は様子見をするぐらいの余裕を持った態度が望ましいと思います。


社長を退任しても自分の人生がそこで終わるわけではない。社長を退任した後の人生をどのように送るかについても、早めに気持ちの整理をしておきたいものです。会社の経営は後継者に任せて、自分は業界のご意見番として業界団体の役員として活動するのもよいでしょう。これまでお世話になった地域社会への恩返しとして、会長に退いてからは地域貢献の活動に注力するというのも立派な生き方です。また、自分の趣味を活かし楽しく過ごすという人もいます。


一番よくないのは、「自分の体力に自信がなくなったら社長を譲ろう」という考えだと思います。「自分の体力に自信がなくなる」という時がいつ訪れるのか、誰にもわかりません。これでは、後継者は社長になるための心の準備をすることができませんし、その時になって慌てて社長が交代するようでは、きちんとした経営のバトンタッチができるはずはありません。


経営のバトンタッチは長期的な視点で、計画的に考えなければなりません。自分が65歳で社長を退任するとすれば、その時までに会社をどういう状態に持っていくかという目標を設定し、計画的に事業を推進することです。


資金繰りの苦労だとか、会社経営の辛い面ばかりを子供に聞かせていないでしょうか。そういうマイナス情報ばかりを伝えていては、子供が会社を継ぎたがらないのは当たり前です。


次の世代への経営のバトンタッチを円滑に行ない、会社のさらなる事業の基盤を次の世代に引き継いでこそ、経営者としての仕事がまっとうできたといえる。


自分の能力、会社の力を超えた大きな仕事をしようとしても、多くの場合失敗します。その時々の自分の能力の範囲内で適正に経営を行ない、社会に貢献していくよう心がけるべきでしょう。


この会社は何のために存在するのか、目的は何か、どのように世の中に貢献するかなどの経営理念を確立しておくことは、企業経営における基本です。これができると社長自身に確たる信念が生まれ、社員やお客様に対しても言うべきことは言い、なすべきことはなすという力強い行動ができるようになります。また、社員がお互いに心と力を合わせた活動を生み出し、会社の健全な発展に繋がっていくでしょう。


経営の組織や手法も大事ですが、それらを活かすのは、結局のところ人なのです。企業が社会に貢献し、発展していけるかどうかは、適切な人を育てられるかどうかにかかっています。


人を育てるというのは、立派な社会人を育てるのと同時に、経営のわかる人、どんな小さな仕事でも経営的な感覚を持ってできる職業人を育てることです。そのためには、まずしっかりとした経営理念を持つことが先決ではないでしょうか。


人が商品をある価格で買うのは、その商品にその価格以上の価値を認めるからだといえます。ですから、企業が供給する商品なりサービスの中に含まれている努力や奉仕が多ければ多いほど、お客様や社会に対する貢献の度合いも大きく、その報酬としての利益も多くなる。


経営者には、自社が今どのような状況にあるのか、強み・弱みが何かなど客観的にとらえる視点が必要です。しかし、現実にはなかなか難しいこともあります。その場合、他者の意見を聞き入れる素直さがあるかどうか。他者の意見を素直に受け止め、それを分析することで状況を冷静に見つめ、次の手を打つことができるのです。


リーダーシップ力とは、目標を達成するために、部下のやる気を引き出し、能力を最大限に発揮させるリーダーの言動であると思います。言いかえると、目標や方向性を具体的に明示して社員と共有し、全体を導いていく力のことです。


会社経営では景気のいい時も悪い時もあり、社内外にいろいろな問題や課題が生じます。それらをその時々の状況に応じて、適切に解決していかなければなりません。それにはまず、心身ともに健康であること。そして、叩かれても立ち上がれるタフさが必要。


事業承継には、最低で10年ほどかかることが見込まれます。社長を譲ったとしても、後継社長が次の段階に向けて順調に歩んでいくには会長による適切なサポートが必要ですし、金融機関や得意先、仕入先などへの信頼関係を維持させていくことも大事です。また、株の移譲などの税務対策なども、長い期間が必要となってきます。


人を育てる上で一番大事なのは、「わが社は何のためにあるのか。どのように経営していくのか」という哲学、すなわち経営理念を持つこと。これがあれば、経営者、役員、管理者はそれにもとづいた指導ができ、社員もそれに従って正しい判断ができるので、人が育ちやすくなります。


私は基本的に75歳になったら経営の第一線から退くべきだと考えています。そのためには、65歳までに社長を退いて代表取締役会長になり、70歳までに代表権を返上し、75歳には相談役やファウンダーとなって経営から完全に引退するのが望ましいでしょう。


いずれは社長を譲らなければならないのが現実です。ずるずると先延ばしにするのではなく、明確な承継計画を立てておく必要があります。それにはまず、経営者自身が何歳までに社長を退くべきかを見極めることが重要です。


経営者としての資質を求めればいろいろなものがあるかもしれませんが、最重要の要件に絞れば、以下の5つに集約できるのではないでしょうか。

  1. よい人間であること。
  2. 心身ともにタフであること。
  3. 前向きで行動力があること。
  4. リーダーシップ力があること。
  5. 客観的にとらえる素直な心があること。

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