草刈貴弘の名言 一覧

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草刈貴弘のプロフィール

草刈貴弘、くさかり・たかひろ。日本のファンドマネージャー。「さわかみ投信」CIO(最高投資責任者)。東洋大学工学部建築学科卒業後、舞台役者、SBIフィナンシャルショップ(のちのSBIマネープラザ)などを経て「さわかみ投信」に入社。ファンドマネージャー、運用調査部長、CIOなどを務めた。

「理想の未来を築くのに、なくてはならない会社であるかどうか」――これこそが、投資するかどうかの一番重要な条件。


下がる市場を見ていたら買うことは難しいかもしれませんが、企業の中身をしっかり見ていれば不安心理なんてどこ吹く風といった具合で買えます。優良企業が割安で買える大きなチャンスです。


円高が企業収益に影響を与えるのは間違いありません。でも、それが本質的な企業価値にどう影響しているのかをきちんと見なければなりません。円ベースでは価値が下がっていても、実際にビジネスを展開している現地通貨ベースで伸びているかもしれませんから。


どんなに大きな(経済)ショックでも、突然大量の人間がこの世から消えるわけではないですからね。生活レベルの高い先進国だけでも12億人も住んでいる。その生活はなくならない。ということはそれだけ経済活動が行われるわけで、そこに新興国の豊かになりたい人たちがこぞって消費をする。緩やかになろうとも、経済はじっくりと着実に拡大していく。


ショックの後にはこれまでなかったサービスや製品が出てくることがよく見られます。長期投資家にはその新たな芽が何なのかを探すという楽しみもある。今回の「英国ショック」でも、長期投資家にはまた1つ楽しみが増える、といったところでしょうか。


我々は決して、株価が下がったから株を手放すという「損切り」はしませんが、その企業が変わってしまったという理由から「縁切り」することはあります。


「将来、自分はどんな社会に暮らしたいのか」――まずはそれを具体的にイメージしてみてください。次に、その社会の実現に必要な企業はどこかを考えてみる。そうして、「心から応援したい」という企業を一つ決めたら、翌日から毎日その企業の株価をチェックするのです。いきなり買う必要はありません。ただ、年に2~4回は株式市場の暴落があるので、そこで思い切って買いを入れます。あとは、株価の上げ下げに一喜一憂することなく、その企業が成長するのをじっくり見守る。それだけです。


その企業が将来何をやろうとしていて、そのためにどんな投資をしているかを、実際に経営者に話を聞いたり、企業を訪問して工場やオフィスを視察したりして見極める。その結果、現在は利益が出ておらず、株式市場の評価が低い企業であっても、経営者に将来絶対に世界を変えてやるという気概が感じられ、なおかつそれを実現できるだけの技術力が社内にあるとわかれば、十分に投資対象になり得ます。


もちろん私たちも数字はチェックしますがそれだけで割高や割安を判断することはありません。さわかみファンドが見るのは、数字ではなく、あくまで企業なのです。


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