糸井重里の名言 一覧

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糸井重里のプロフィール

糸井重里、いとい・しげさと。日本の経営者、コピーライター、エッセイスト、タレント。「ほぼ日」社長。群馬県出身。法政大学文学部日本文学科に入学。学生運動に参加するも、内部抗争が嫌になり大学を退学。その後、アルバイトをしながら宣伝会議のコピーライター養成講座に通ったのち、デザイン事務所サムシングに就職。同社在職中にTVCFアイディア賞で銀賞・金賞を受賞するも倒産したためフリーとなる。主な受賞に宣伝会議賞、東京コピーライターズクラブ新人賞・特別賞、東京アートディレクターズクラブ賞、谷川俊太郎賞、伊丹十三賞ほか。作詞家や声優、そのほか幅広い分野で活動した。

「誰々に会う」「どこどこへ行く」というスケジュールは他人のものです。「スケジュール表が真っ黒」って言い方がありますが、他人のもので埋め尽くされてしまっているので、それを続けているとおかしくなってしまう。


生産力を最大にするのって、僕、夜中なんですよ。夜の10時くらいから、ベッドに入る4時30分くらいまでは、一人になれる。その間にDVDを観たり、犬と遊んたり、ジャムを煮たり……。その足し算が僕を決めている時間であり、僕が生きている時間なんでしょうね。


スケジュールは、秘書から毎日メールでもらっています。日ごとに更新されていくので、毎日の予定をちゃんとはつかんではいません。でも、そのくらいがいい。スケジュールを把握していると上手にやろうとして、力の入ったスイングばかりになっちゃうというか。やっぱり何があっても、「はい」ってスタートできるようじゃないと、たくさんの仕事を動かせないんですよね。


僕は、自分たちで作っている「ほぼ日手帳」は完全にメモ帳として使い、日々食べたものや観た映画とか考えことを記録しています。そうすると、「あのときこうやったな」「一昨年のあれ、今なら実現できるな」とか考えることができる。


現場で体を使って初めて学べるものがある。教科書を読むよりも問題集を解いた方が成績が上がりやすいように、何かを始めるには現場で体を動かしながら地元の人の声を聞き、物事を進める。それは、何かを始める一番の近道だと痛切に感じます。


似たような商品やサービスを考えている人は世の中にたくさんいて、そんな中で「似ているんだけど違うもの」だけが生き残っていく。その「違うもの」はすぐ真似ができてしまうものではダメ。


長い助走は真似のしにくいオリジナリティーの創造につながる。オリジナリティーを生み出すには、「目に見えにくい要素」が必要です。例えば、協力していただく方との出会いや、相手をよく知り、自分たちを知ってもらう時間。一緒にお仕事をしていく中で交わした言葉や、考えの変遷など。このような属人的な要素が数多くあった方が真似がしにくいストーリーが生まれ、結果、強固なブランド力につながります


仕事道具に関しては、皆「使いこなしたい」と言い過ぎる気がしますね。使いこなさなければという義務感になると手帳の奴隷になり、毎日が楽しくなくなるんじゃないかな。


ひとつ大きなチャレンジをすれば、達成感や充実感を体感できる。「あの時は大変だったけど楽しかったね」「やればできるもんだね」と、笑いながら皆で口々に言い合える。


僕は実は昔より今のほうが働いています。それは楽しくて仕方がないから。働くことは大変だとか、仕事をナメちやいけないとか、生きていくためにお金を稼がなきゃいけないとか言う人が僕の周りにもたくさんいたけれど、僕はそうは思いません。働くことは、やっぱり楽しい。大変なことも難しいことももちろんあるけれど、それでも面白い。それが今、一番伝えたいメッセージなのです。


やっぱり、人間に余白は大切です。多忙な人に休養が必要なように、予定にやたら盲従せずに、立ち止まって自分を見つめる時間を一日のどこかで持ってほしい。


ほぼ日手帳は、予定のための手帳というより、過去を振り返り、そこにいる自分を眺める手帳という性格が強いと思います。考えたこと、感じたことを記録するから、そこに持ち主の人間性が表れるんです。


宣伝費をかけるよりも、信頼される会社として世の中に認知された方が、企業イメージは高まり、消費者の購買意欲につながるケースも増えている。


長いスパンで見た時に、目先の利益や結果だけを求め、売ることが目的になった商品やサービスは、必ず顧客を落胆させる。それはどのビジネスでも同じ。


「うまけりゃうれるべ市。」では、実際に僕たちが試食し、味はもちろん、お薦めできるポイントはあるかなど、毎回厳しい吟味を重ねています。


プロジェクトを育てるには、1つのモデルケースを作って進めることが非常に大事。新規事業はモデルがないと、本気にされにくいですが、具体例があれば、次につながる話ができる。


僕らは「このツールなら失敗しない」「失敗後の予想がつく」ことを選んでやっています。これが失敗すると倒産するという内容じゃないから、あまり怖くない。もし失敗してもプロセスが面白かったならそれはプラスですし、次は失敗しない勉強にもなる。


理想は、誰かに役立つようなやりがいと利益が矛盾なく結びつけばいい。こうしたテーマの追求こそ、今後の企業のあり方を示唆するように感じます。


人が喜ぶことをテーマに働くことはお金になる仕事ではないかもしれないけど、やりがいを持って働き続けるために必要な仕事なのではないかな。それを選び取れない仕組みの世の中が何か間違っているのではないか。


さほど儲からない仕事を混ぜられるのは、普段の業務でしっかり利益を出しているから。利益をきちんと出しながら、やりがいのある活動もできることこそ、今後の「企業」のあり方であり、多くの人が望む働き方。


偉くなると、腕組みをして椅子にでーんと腰かけ、面倒なことは部下にすべてやらせればいいみたいに思っている人がいるようですが、実は社長が一番「小間使い」しなければいけない。


事業を成立させるには僕らなりのリサーチが欠かせません。できることとできないことを分析する。何が足りていて何が都合がつかないかを、一つひとつひもといてみる。そうした作業を進める中で、僕が考える計画の実現は割と難しくないことが分かってきました。


同じ商品が大量生産される時代だからこそ、「手編み」という手作業に付加価値がつく。多少値が張ってもオンリーワンを欲しがる市場は必ずある。


生産者の心が躍っていれば、商品は消費者の目に魅力的に映る。例えば、ほぼ日手帳のカバーも、「自分ならこんなものを持ちたい」という作り手の思いから始まっている。お客さんが手に取ってくださるのはその思いを丁寧に伝えたから。作り手のわくわく感は商品作りには欠かせません。


僕は何より消費者の目線が大事だと考えていて、「消費者は何を欲しがるか」「自分が欲しいものは何か」という視点から市場を見つける。さらに言えば、市場の動向より人の心を見ることの方が大事。よく観察すると消費者は生産者にサインを送っているわけです。でもその「消費の心理」は作り手の心が躍らないと見えてきません。


「何も知らないよそ者がうっかり進めちゃった」ということが、何かを変えるエネルギーになったのではないか。


「しかし、こういう事実があるから」などと言い出せば、全体のバランスを取ることばかりに気を取られアイデアはなかなか形になりにくい。理詰めの思考は、時にアイデアを潰してしまうことがある。


新しい仕事を始める時は、様々な壁が立ちはだかります。それは、参考にする前例がないことへの戸惑いなどから生じたりするわけですがそこを突き破るには、やはりアイデアが必要で、「それ面白そう!」と思ってもらえる企画を立てなければいけない。


地方へ行くと、「水と緑の美しい○×町」と書かれた看板をよく見かけます。それは、海と山さえあればどの場所でも言えることで、看板を掲げても意味がない。水と緑の町がどう魅力的なのかを知って初めて視線は集まるんです。ハワイやバリも、海や自然という「財」を素敵に見せるからこそ、皆が行きたいと思うリゾート地になる。


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