寺尾玄の名言 一覧

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寺尾玄のプロフィール

寺尾玄、てらお・げん。日本の経営者。「バルミューダ」社長。高校中退後、海外を放浪。帰国後、バンド活動を行う。その後、独学で設計・製造を学んだのちバルミューダを設立。

皆、モノなんかいらないけれど、素晴らしい体験は求めている。だったら、体験を売ればいいじゃないか。


枯れ果てた市場にドンと良いモノを出せば、すごく目立つし、勝てる。


どんなことでも自分で考えて仮説を立てることが、アイデアを生みだすことにつながる。


どんなに良いモノを作っても、知ってもらえなければ買ってもらえない。


デザインは第一印象。売れる、売れないに直結するから高度な経営判断が必要。


自分で責任が取れないことはやってはいけない。


自分自身の信念を曲げてまで、あるいは愛着を持てない場所で嫌な仕事をすることは、人生の浪費でしかない。自分が信じる道を進むべき。


真剣に生きた方が人生は楽しい。


生活に密着したものを作れば景気の良し悪しに左右されない。しかも、生活に必要とされるものなら高価格帯でも売ることができる。


死ぬ瞬間に最も重要なのは思い出だと思います。成功を収められなくても、自分を貫き通した人生なら満足感を得られる。


自分を偽らず、貫く。それで世の中が認めてくれないなら仕方ないと思うしかない。


私の人生観は自分の思うままに勝負していくことが最優先で、勝つか負けるかは二の次です。だから破滅も破産も怖くない。


大手の経営陣がアイデアの良さを判断して投資できるはずがない。


私の性格上、現状に満足することは決してない。夢を絶えず持って、それを追いかけていく生活を続けています。


大手家電メーカーではできていないことがある。


将来の可能性は無限なのに、どうして枠にはめられなければいけないんだ。


日本はまだ学歴社会だけれど、高校中退を後悔したことは一度もない。かえって狭い枠にとらわれなくてよかったと今でも思います。


部屋にずっと一人でいて、ボコッとアイデアが生まれるかというと、そんなことはあり得ません。やはり、外に行ったり、モノを見たりすることが大切。


「普通の人」は、「無理だ」とすぐ口にしてしまう。でも、それは条件付きの「無理だ」でしょう? 「特別な努力をしなければ無理だ」「画期的なアイデアを出さない限り無理だ」と、とにかく条件をつけようとする。裏返して言えば、その条件さえクリアできれば可能性が無限に広がる場合が多いのだと思います。だったら人生は短いんだから、その条件をクリアできるように、もっともっと真剣に生きるべき。


ビジネスですから曖昧な直感ではなく、理詰めの判断でした。現代は、冷房器具は各家庭の必需品ですよね。しかも地球温暖化の影響で、需要がますます高まるのは間違いない。さらに省エネやエコが高らかにうたわれる時代だから、エアコンに代われるものなら注目を集める。そう考えて、扇風機しかないという結論に至りました。


外国を放浪して精神的にたくましくなりましたよ。意外に思われるかもしれませんが、それまでは小さなことでよく悩み、勇気がなかった。そんな私が異国で野宿しながら、過ごしたわけです。「自分の力で生きていける」という自信がつきましたね。


私が大切にしているのが「仮説を立てる」ということです。たとえば、街中でこれまで見たことのないモノを見て、それが何なのか想像がつかないとき、誰かに聞いたり、ネットで調べたりするのではなく、自分なりにあれこれと考えて「こういうモノじゃないだろうか」という仮説を立てるのです。


扇風機「GreenFan」開発に取りかかったときの経営状況は非常に厳しく、倒産寸前にまで追い込まれていました。私と社員一人、アルバイト一人という本当に小さな会社で、「ここで倒れるのなら、本当に作りたいモノを作って、前に倒れよう」という想いで開発したのが「GreenFan」だったのです。


当社の目標は「クリエイティブで夢見た未来を、テクノロジーの力で実現して、世界の役に立つ」こと。これからも、家電に限らず、様々な素晴らしい体験につながる商品を開発していきたい。


かつてスペインを放浪していたとき、ものすごくお腹が空いてたどり着いた街のパン屋さんで買った、たった一個のパンのおいしさを私はいまも忘れられません。そのときの体験を届けたい。バミューダ・ザ・トースターは、そう考えて開発しました。


メーカーも顧客も「扇風機ってこんなもの」「トースターってこんなもの」と思い込んで進歩が止まっていた、言わば「寝ている」状態のときに、すごく良いモノを作って乗り込めば、「寝込みを襲った」のと同じですから、確実に勝てる。


私はずっと音楽をやってきていて、どこかのメーカーで働いたことがあるわけでもなかったし、技術の勉強をしていたわけでもありません。必要な設計や製造の知識、技術といったものは、独学と、工場に飛びこんで教えてもらうことで身につけました。「そんなことで本当にできるようになるのか?」と思うかもしれませんが、そもそも専門家とそうでない人の間に越えられないほどの大きな違いがあるわけではないのです。


老舗洋食店のシェフによるレシピ本を買いました。スキレット(鉄製のフライパン)も必要とあったので、それも買いました。合わせて5000円ほどの買い物ですが、この動機は「美味しいハンバーグが食べたい」ということではありません。それならその洋食店に行けばいい。私が美味しいハンバーグをつくり、家族を喜ばせるという体験を買ったわけです。


自分自身、モノを選ぶときに考えるのは「これを買ったら人生がどう変わるか」「これはどんな人たちが、どんな思いでつくったのだろう」ということ。


リーマンショック直後から注文がパッタリ途絶えました。そのとき身にしみてわかったのは、たとえば我々がこだわってつくってきた8万円もするデスクライトは多くの人に必要のないものだったということ。


家電のデザインが目立つ必要はまったくありません。道具は役立つことが一番。ただデザインというのは第一印象に直結する。だから、道具なりの美しい姿形を追求します。


デザインに関しては「どこからどう見ても新しいものに見えること」と「どこからどう見ても扇風機に見えること」という、一見、矛盾したコンセプトにこだわりました。「従来とは違う、新しい扇風機」というイメージは重要なのですが、「扇風機とは違う別の道具」にしてしまうと、誰も振り向いてくれないからです。あくまで皆が知っている「扇風機」でありながらも、「これまでとはまるで違う」という「驚き」があって、初めて買っていただけるのです。


扇風機「GreenFan」を開発する際、流体力学を学ぶために専門書を読んだのですが、私が知りたかった「自然界と同じ風」を作る方法は、専門書にも書かれていなかった。自分が知らないこともあるけれど、専門家でも知らないことがある。まだ誰もチャレンジしていなかったのかもしれませんが、その意味では、私も専門家も同じ「知らない者同士」。それほど大きな差はありません。


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