大島武(学者)の名言 一覧

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大島武(学者)のプロフィール

大島武、おおしま・たけし。日本の学者。東京工芸大学教授。神奈川県出身。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン大学インペリアル校経営大学でMBAを取得。NTT勤務などを経て、東京工芸大学教授。主な研究領域はビジネス実務に関する調査研究や、学校での授業改善に関する研究。主な著書に『プレゼン力が授業を変える!』『プレゼンテーション・マインド「相手の聞きたいこと」を話せ!』など。

指示で大切なのは「何を」「いつまでに」「どういう手順で」やるべきかを、具体的に伝達すること。


会議で意見を通すためにしておきたいのが根回し。上司の顔も立てた根回しは、有効な段取りのひとつ。


どんな人でも周囲の評価や承認を常に求めているもの。それが「おだて」になっても、褒めてもらいたいと思っている人を褒めるのは大いにアリです。


褒めることこそ、戦略的にすべきです。その相手は、目上の人であっても問題ありません。


ミスをしたときとにかく大事なのは「納期遅れになりそうです。まことに申し訳ありません」と相手が怒るより先に謝ることです。先方の担当者は納期が遅れることを上司に報告した時点で、雷を落とされ大きな痛みを感じるでしょう。それより前に、担当者に実害が出ていないときに丁重に謝っておく。先手必勝です。


相手が知らないことを説明するというのは当の本人にとっては悪い気がしないどころか、多少優越感も生じますから、得意になって教えてくれるでしょう。教えを請うて気持ちよくさせ、丁寧にお礼を言えば、そこからまた新たなコミュニケーションも生まれるかもしれません。


講演会などで会場から質問が出ますよね。講師が質問の内容を完全に理解できず、お茶を濁すような回答をした場合も、会場全体に講師がごまかしたという事実が何となく伝わるものです。話の腰を折らない程度に「その言葉はどんな意味でしょうか」と相手に確認したほうがいい。


パズルを全部自分で完成させるのではなく、相手に最後のピースを入れさせる。そういう心遣いができる人ほどお客様に好かれ、また会って仕事がしたいなあと思ってもらえるはずです。


人間誰しも、他人のペースであまりに順調に物事が進むと心理的な抵抗を覚えるもの。これをリアクタンス効果といいます。できる営業マンほど口下手だというのはよく言われることです。顧客に向かってプレゼンするときも、一か所くらい話に穴があって相手に指摘され「すいません。うっかりしていました」くらいの方が、可愛げがあっていいのではないでしょうか。


会話で相手に聞くばかりでは駄目で、自分はこんな人間なんですよという自己開示も大切です。イギリスの心理学者、アーガイルが唱えた親和葛藤理論によれば、人間にはその人と親しくしたい、近づきたいという気持ちと、その逆に疎遠なままでいたい、近づきたくないという気持ちの両方がある。近すぎない、遠すぎない、ほどよい距離が大切なのです。そのために必要なのが、相手への質問と自己開示のバランスなのです。


テレビドラマでもよくありますが、ハードに痛めつけて容疑者に自供させる警官と、カツ丼を食べさせながら「お前もつらかったんだろうな」と情をかけてくれる警官、二人で攻めると落ちる容疑者が現実に多いんです。


人づき合いで大切なのは、ほどよい距離感を保つこと。親和葛藤理論といって、人は自分がちょうどいいと思う距離よりも相手が近づいてくると不快に感じるし、逆に遠いと、よそよそしく感じる。つまり、相手が心地よいと思う距離感がわからずに、近づきすぎたり、口出しすると迷惑がられ、逆に双方にとってベストとなる、つかず離れずの距離を保てる人が好かれる。


返信を待っているのにこないと、これほどヤキモキすることはありませんよね。相手はちゃんと読んでいるのか。わざと送ってこないのか。催促していいのか。送ったら嫌みにならないかなど、気になってしかたない。私の場合は、メールはその日中か午後にもらったものに関しては翌日の午前中までに返信する習慣を身につけています。せめて自分は相手をイラつかせない。そんな配慮もビジネスの世界では必要です。


こちらの意思をハッキリと伝えたいときは、まず目線をしっかりと合わせる。それから、言葉で意思を表現する。端的に相手に思いを伝えることができます。


指導はメンバーや部下の裁量に任せる部分が必要となる。最初に内容や期限などを明確に示し、そこに至る筋道はある程度、メンバーに任せる。裁量の範囲はメンバーの熟練度に応じて段階的に決めるのが理想です。


苦手と思う人のことを観察しないこと。観察すればするほど、嫌だと思うことが増えてきます。相手を見ずに、「プロジェクトを成功させる」など、同じ目標に向かって、やることをすればいい。


ある大学で授業に関する不満についてアンケートをとった結果、断トツで多かったのが、「教授の話し方が速すぎる」でした。1割の学生が教授の話すスピードに不満を持っていたのです。逆に、「教授の話し方がゆっくりすぎてイライラする」という回答は、ほぼなし。つまり、自分で「今日は気持ちよく話せたな~」と感じたら、聞いている側は「速すぎて記憶に残らない」となっている可能性大。自分よがりの話すスピードは要注意。


根回しをするときには、事前に影響力のある上司に「今度の会議で発表するプランについて、事前に内容を見ていただけないでしょうか」と添削を依頼するのも効果的です。この時点で内容は完璧でなくていい。むしろ、上司に手を加えてもらうことを目的にしてください。上司が「ここがわかりづらいな」と指摘したら、「ありがとうございます! すぐに直します!」。自分が手を加えたそのプランに対して、思い入れも深くなっているはず。もし、会議で劣勢になったとしても、援護射撃などその提案の後押しをしてくれるでしょう。


プレゼンなどアピールをしっかりとすべき場で必要となるテクニックが以下の5つ。これらを心がけていれば、自分の主張は相手に必ず届くはず。

  1. 話の概要など大枠から話す。
  2. 内容や期日、数字など、具体的に話す。
  3. 自分の意見に自信を持って話す。
  4. 相手が聞き取りやすいようにゆっくり話す。
  5. 相手の知っていることにうまく絡めて話す、相手の土俵に立って話す。

対人コミュニケーションにおいては自分の主張を「わかりやすく伝える」ことも大切。人は相手の話がわかりにくいと警戒心を抱き、心を閉ざしてしまうからです。逆に、自分の主張を裏づけするような、わかりやすい説明ができれば、信頼感を確実に得ることができます。


怒られたら、すぐに謝る。何度でも謝る。当たり前にやりがちなこの行動こそが、余計に相手の怒りを買うのです。ならば、どうしたらいいか。答えは、相手の怒りが収まるまで、神妙な面持ちでひたすら待つ。すると、相手がなかなか謝らないことに業を煮やし、「いいか、オレが言いたかったことはこうだ。わかったか!」と結論を言う。そのときに、はじめて深々と頭を下げながら「申し訳ございません」とひと言。この謝罪の言葉を使うタイミングが重要。


話し好きの聞き下手が多いのは、聞くよりも話すほうが脳の働き的にはラクだから。話すという行動は、頭に思い浮かんだことをただ言葉にするだけなんです。思いついたことを話せばいいだけだから、大して頭は使わない。一方、聞くとなると、なんの前ぶれもなく降り注いでくる言葉から、相手が言わんとしていることを理解して、納得できることとできないことに仕分けをし、覚えるべきことは覚え、さらに同調したり、意見をしたりする。情報を瞬時に処理しなければならないのです。ですから、人は聞くより話すほうがラクで、話し上手より聞き上手のほうが能力的には上となるんです。


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