大倉忠司の名言 一覧

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大倉忠司のプロフィール

大倉忠司、おおくら・ただし。日本の経営者。焼き鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」の創業者。大阪出身。高校卒業後、辻調理師専門学校に入学。卒業後にリーガロイヤルホテル、焼き鳥店などを経て、鳥貴族を創業。同チェーンを260店舗以上に拡大させた。

目先の利益を追わない。こちら都合のサービスをやめる。お客様に喜んでもらうことが第一。


徹底したのは、「自分が一顧客だった時にいいなと思ったことをやり、嫌だと思ったことはやらない」という姿勢。


流行りや景気に左右されないところを目指して挑戦してきたので、今日までやってこられた。


お客様の要望をすべて聞けばいいというわけでもありません。聞かなければならないものと、そうでないもの。その峻別が大事。


店名に「貴族」とつけたのは、来店したお客様に貴族のような気分になっていただきたいという思いからです。


事業の成長も大事だけれども、何より永続させることが会社の社会的責任。


たかが焼鳥屋、されど焼鳥屋。焼鳥屋で世の中を明るくしていきたい。


安かろう悪かろうではいけませんが、価格以上の価値さえ出せば、低価格はいつの時代も強く、世の中に貢献する部分も大きい。


私は自分の好きなことが仕事になっているので、ストレスは溜まりませんし、これといって趣味もないんです。


夢は人が描くとおりに実現できる。


上が変わらないと、下に落とし込めない。


本業以外で儲けると、本業ができなくなる。


本業以外で儲けたくない。
【覚え書き|バブル期、不動産投資の話を持ちかけられたときの返答】


会社というのは、大きく成長させることも大事ですが、それ以上に永続させることが大事。倒産すると、社員をはじめ社会に多大な迷惑をかけますから。


各業界のリーディングカンパニーを見てみると、やはり一業態で成功されているところが多い。


「大衆の味方たれ」という自分の信じてきたやり方を貫けば、必ず世界展開も成し遂げられると思っています。


私は青春とは年齢ではなく心のあり方だと思っているんです。「烏貴族」に最後まで夢を託しながら、一生青春で人生を終えられたら最高ですね。


夢ばかりを語っていたから、社員はそれを信じてついてきてくれた。最初は「何を言うてんねん」と思われていたかもしれませんが、言い続けていると「ああ、この人本気やな」と思ってくれます。


他社は、我々のような非効率的なことは絶対に真似できません。流行とか時流に左右されない居酒屋の中の生活必需店として確立させていきたい。
【覚書き|鶏肉の品質にこだわり、なおかつ低価格で販売していることについて語った言葉】


各テーブルのタッチパネルは採用しません。理由は従業員が全テーブルについて、一斉にオーダーを聞くようなものですから、厨房がパンクしてしまいます。それによってお客様にも迷惑がかかってしまいます。


KFC(ケンタッキーフライドチキン)が使う鶏肉の量は、国内の供給量の7%を占めるんです。ですから、KFCがキャンペーンすると市場の価格が変動します。パート(肉の部位)によっては1%を超えている鶏肉のシェアをどんどん大きくしていきたいと思っています。


正しいことを進めようとしていても、皆、変わることは嫌がるものです。前のほうがよかったと思う社員もいます。そのときに「正しい会社にするためにやっていることなんだ」と皆を納得させることに骨が折れました。


上場のメリットとして私自身が一番強く感じているのは、コーポレートガバナンスが強化されること、つまり会社が正しく強くなっていくことです。上場を目指さなかったら、労働環境をここまで整備することもできなかったでしょう。会社を永続させていくうえで、株主の目線が大切だと思えるようにもなりました。


我々の業界はすぐにコピーされてしまいますが、それは真似されるレベルだからなんです。産地、卸、販売までのチャネルリーダーになり、真似されないレベルに達することを目指しています。


私は、一度にいろいろなことはできません。一つの仕事にしか魂を入れることができないのです。だから飲食業界で大チェーンを目指すなら、専門店の一業態だなと。これはあくまで私の考えですが、ただ一つの業態に賭けるというのは大事だと思います。


私は、宝くじを買いません。運がいいですから、当選しそうなんです(笑)。大金を手にすると、焼鳥1本を140円で売ることが馬鹿らしくなる。だから儲け話には乗りませんでした。振り返ると正解だったと思います。


創業当初から自分が思い描くように成長できたわけではありませんでしたが、不思議なことに成長できない時期にも“根拠なき自信”がありました。自分は運がいいという自信です。大きな壁にぶつかっても逃げずに正々堂々と経営することでなんとか壁を乗り越え、そのたびに、「俺は運がいい。こんな運がいい自分が成功できないはずがない」と思っていたのです。根拠はないですよ(笑)。ただ、最近いろいろな経営者の方にお会いすると皆さん同じようなことをおっしゃることに気づきました。結果を出している経営者の方は皆、自分を信じ続けてこられたと言います。


自室の天井に、「目標。外食産業日本一!」と書いて貼ったりもしました。朝、目覚めると、いちばんにその言葉が目に入る。「俺は絶対にやるんだ、成功するんだ」と、萎える心を毎日奮い立たせていました。これね、結構よかったですよ。


創業当初赤字が続き、会社が潰れるかもしれないと思いました。そのときに救われたのが、居酒屋チェーン「村さ来」の創業者の本でした。村さ来さんも最初の1号店は、20坪の店で平均日商が2万円くらいだったと書かれているのを読んで、「あの村さ来さんでもそんな時代があったんだ。それならうちもいけるよ」と励まされたものです。それ以来、この本を枕元に置いて、売上の悪い日に読みました。


創業にあたっては、従来の焼鳥屋と同じようなものをつくっても仕方がないと思い、異なる市場を開こうと考えました。その一つが、ターゲット層の変更です。


世襲をしないと明言しています。同族企業を否定しているわけではありません。私の場合は最初から全国チェーンをめざしたので、社員全員が喜んで働き、また平等に社長になれる機会のある会社にしようと思ったまでです。スタッフ全員、皆の会社という意識で進んできました。「世襲をしない」と決めたことで、会社は自分のものではなく社会のものだと思えるようになったことは、私自身にとって大きな意味があったと思います。


飲食業界というのは、社会的評価や地位が低い。なんとかこの業界を認めてもらいたい。そのために、まずは自分の会社からよくしていこうと思いました。


単一業態に特化すれば、思いも人も資金も集中できる。調達力が上がり、良質のものをより低価格で提供することが可能となる。最終的には単一業態が強い。


理念を浸透させるためには言い続けることと、経営者自身がその通りに行動すること。たとえ想定通りに進まなくても、絶えず目標に向かって行動する。社員はそんな姿を見てくれる。


社員はみな判断の際に「何が正しいか」とみずから問いかけており、善悪の判断に重きを置く社風ができています。結果論ですが、正しいことを追求すればするほど、会社の業績もよくなっていきました。


「安くて美味しい」のお得感から多くのお客様に受け入れられたのだと思いますが、そのお得感を生み出す秘訣は、烏貴族が個人店のよさとチェーン店のスケールメリットの強みを兼ね備えているところにあります。


低価格を実現しようとすれば、とにかく何でもコストを下げようとしがちですが、烏貴族では、コストをかけるべき部分は絶対に守ります。要は、「選択」と「集中」、そこに烏貴族の志があり、そして強みがあるのです。


リーマンショック以降、低価格路線に参入した企業は多いですが、大半は仕方なくそうされたのだと思います。「こんな安売りする会社に入った覚えはない」と、社員の方たちのモチベーションも下がったことでしょう。それに対して弊社の社員は、「280円均一」に志とプライドを持っています。そこが一番大きな違いなのです。


均一価格はメリハリが大事です。普通に値段相当のものを並べてもお客様は感動しません。誰が見ても驚くメニューをいくつか揃え、それらをうまくミックスして店側も利益が出るような工夫が必要です。


烏貴族の代名詞である「全メニュー280円均一」を始めたのは創業2年目。ビールなどのお酒は原価が高くて難しく、導入に踏み切るには不安がありました。しかし、「お客様を感動させたい」という思いが勝り、思い切って導入することにしたのです。


お客様の要望を何でもかんでも取り入れていくと、軸がブレて次第に店の個性も失われてしまい、結局はお客様のためにならなくなってしまいます。「烏貴族の売り物はこれだ」とコンセプトを明確にしておくことが大事。


私は、同じような店を出しても仕方がないと思い、自分で新しい市場をつくっていこうと決意した。「いつの時代も、新しい市場をつくるのは若者だ」と思っていたので、若者と女性客が入りやすい店づくりを目指した。


「烏貴族」の関東進出を決めた際、中途半端ではうまくいかないと思いましたので、週の半分を東京、残りの半分を大阪という二重生活を始めました。


烏貴族では店長クラスになると、人間性に加えて本当に烏貴族のことが好きで、考え方を理解していないと昇進できないような仕組みになっています。そうでないと部下を育てることができないからです。逆に、烏貴族を好きになってもらえたら、絶対にいい仕事ができますし、本人も幸せになれると思います。「烏貴族愛」を持ってもらうのが、私の究極の社員教育です。


意識と仕組みを変えていく時に一番大事にしたのは、「正しい会社にしていこう」という思いです。「上場するからやるんだ」という言い方では伝わりません。「会社が正しくなかったら、永遠に存続することなどできない。正しい方向に進むことが大事なんだ」。そう言い続けました。


「外食産業の社会的地位向上」は、烏貴族の使命でもあります。飲食業は社会的評価が比較的低く、大学生の就職人気ランキングでも下位に位置づけられています。まして創業した頃は、「焼鳥屋は水商売」という見方が大半でした。ですが私は、飲食業は人に感動と笑顔をもたらす素晴らしい業界だと思っています。それを世間に認めてもらえるようにしたい。


コストを下げるかどうかの判断基準は、「お客様にとっていいか悪いか」。コストだけを考えると、鶏肉を冷凍や輸入物にしたり、セントラルキッチンでいっせいに串打ちするなどの方法もありますが、それらはすべて味を犠牲にします。焼鳥専門店で焼鳥に自信が持てなかったら、どうやってお客様の支持を得るのでしょうか。烏貴族では、味や品質を落とすことにつながるものは採用しません。


飲食業では、店を持つことを夢みて始める人が多くいます。店を一軒持つと、開店初日に「自分も一国一城の主になった」と感慨に浸るものです。でも、私にはそんな気持ちは全くありませんでした、「二軒目をどうやって出すか。資金繰りはどうするか」、そればかり。「大チェーンをつくる」という思いで起業したわけですから、一軒目で満足などしていられません。もっと大きな夢を追いかけていました。


経営者としても、父親としても、大声で怒るタイプではないと思います。基本的には放任主義で、3人の息子に対しても、1回も「勉強しろよ」と言ったことはありません。大人になった今でも、集まれば冗談ばかり。説教とか、くどくど人生訓を垂れるなど一切しないので、嫌がることなく父親に会いにきてくれるんだと思います。


高校時代にビアガーデンのアルバイトを始めて以来、これまで飲食業一筋の人生です。「烏貴族」を創業してからは、とりわけ安くて美味しいというベーシックな部分を磨き続けてきました。当社が単一業態だということもあり、私のことを「ブレない経営者」と評していただくこともあるのですが、自分では不器用な人間だと思っています。もし16歳で別のアルバイトに出合っていたら、違う業種で地道にチェーンストア理論に挑戦していたかもしれません。


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