原晋の名言 一覧

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原晋のプロフィール

原晋、はら・すすむ。日本の陸上競技指導者。広島県出身。中京大学卒業後、中国電力に入社。同社陸上競技部主将を務め27歳で現役引退。サラリーマン生活を送ったのち、青山学院大学陸上競技部監督に就任。同陸上部を箱根駅伝初優勝に導いた。

小さな成功体験を積み重ねることで自信がつき、それがゆくゆくは大きな成功につながる。


常に勝ち続けるためには組織として戦わなければならない。


勝つためには泥くさいことを積み重ねていかなければならない。


しっかりと自分の軸を持って本物を追求すれば、いつか周りが認めてくれる。本物だけが、勝ち続けられる。


伸びる選手は「妄想」を抱いていない。目標と妄想は違います。目標は手の届く「半歩先」に置き、それを目指して練習する、その繰り返しだと思います。


自己ベストを出したらしっかり評価してあげることも重要です。もし、その子がやる気を失い、チームの一員として機能しなくなると、チームの足を引っ張るようなケースも出てきます。


選手自ら「ああしたい」「こうしたい」と発信することで自立心が生まれ、壁にぶちあたっても「できる理屈」で解決できるようになる。


重要なのが、目標は一歩先ではなく、半歩先で設定すること。そうすることで、一つひとつ確実にクリアすることができるようになる。達成感を味わわせることがとても大切。


目標を数字や言葉にしようとすれば、嫌でもよく考えます。何度も日にすれば深く浸透しますし、目標への達成意識も強くなります。


数字の目標も大切なのですが、それと同時に、哲学的な目標というか、目標の意義が不可欠。


通常、陸上界で頑張った方が監督になるのが一般的な流れだと思うんです。だけど、私は10年間、普通のサラリーマンをしていました。世の中があって陸上界があることを知っている。世の中を経験させていただいたことが、今、陸上界で新しい風を吹かせていることにつながっている。私にすれば、普通のことをやっているだけなんですけどね。


僕自身、そんなに真面目な学生じゃなかったから、今の学生たちの気持ちが分かる部分もある。ちょっと息抜きしたがっているな、遊びたがっているな、とか。要所要所でアドバイスできるのは昔の経験があるからです。


今の若い子は私たちの世代より頭がいいので、監督が「教えてやる」という態度は通用しません。いくらでも情報を得られる世代ですからね。たとえば私がサッカーの指導者で、古典的な戦術を教えても、選手たちはネットで欧州のリーグで使われている最新の戦術を調べられます。監督の仕事は教えるのではなく、選手の意識づけ、動機づけを行うことなのです。


その数字にたどり着けないとき、阻害要因がある場合には、なぜそれが起こるのか、いつになったら乗り越えられるのかを伝えますね。それらを伝えるのが管理職の役割だと思います。


陸上競技で一番大切なのが規則正しい生活ですが、監督命令だと思ったら絶対に腹落ちしません。うちのチームは朝5時に起きて、夜は10時門限の10時15分消灯なのですが、やらされ感があるとぎりぎりになったり、門限を破ったりしてしまう。自分目身が「箱根で勝つ」という目標を持ち、そのために必要なんだと思っていたらそんな行動はしません。結果が出はじめるとより自己管理しようという意識になりいつも以上に早く帰って体を休めようという思考になるのです。


お互いにコミュニケーションをとるというところが大事で、一方的に私が「うちの部なら優勝できるから、ぜひ来なさい」とは言いません。お互いがどういう人間かを知り、納得して入部しないと結局は伸び悩むんです。これは企業の採用でも同じだと思います。


多くの指導者は「その程度で満足するな。全然話にならないぞ!」と言ってしまう。私は、「おお、よかった。それは自己ベストじゃないか。じゃあ、もうちょっと頑張って次は40秒だね」とか、「もう一回その自己ベストで走ろうじゃないか」と声をかけるようにしています。するとまたジャンプアップしていき、気がついたら目標に届くというところまで到達しています。


お互いの考えや意見を直接言い合うことで変な誤解も生まれず、お互いの納得感も高まります。その上で、その選手のために適切な練習方法を判断するのは指導者の役割だと考えています。


私は営業マン時代にいろいろな会社を訪問する機会があり、それらの会社が掲げる社訓をたくさん見てきました。学んだのは、「長いのはダメ」ということです。長い社訓は、理解するのにも覚えるのにも時間がかかります。それでは結局、浸透しない。そう思い、様々なフレーズを考える際には、短くわかりやすくすることを心がけています。


スポーツでもビジネスでも、できもしない努力目標は、ただの掛け声のようなものにすぎません。将来の大きなビジョンはそこへ至る筋道があってこそ、実現することが可能となる。


「こんな練習をしたい」と提案してきた選手に、ハナから「そんな練習はダメだ」と言ってしまえば、もう二度と自分から提案することはないでしょう。私自身、自分の情報だけで指導していては、私のキャパシティ以上の組織にはならないと思っています。だから、選手からの提案はよく聞き、「なるほど、そうだよね」とまずは肯定するようにしています。それから、「でもね、これこれこういう理由で、半年ぐらい様子を見てから始めたほうがいいと思うけれど、どう思う?」といったやり取りをします。


毎月、6人前後のチームをつくり、一人ひとりが自分の目標を発表します。そしてその目標について、「低すぎじゃないか」とか、「こうしたほうがいい」「こんなやり方もある」などといった議論を行ないます。また、前月の目標に対しての結果も発表し、反省会も行ないます。すると、「なぜ達成できなかったのか」「どうすれば達成できたのか」をみんなで考えることになり、さらに目標の設定が上手になります。


スポーツでも、単に目標タイムを目指すだけでは不十分なのです。そのタイムで走ることができるようになるとどうなるのか。箱根駅伝で走ることができる、優勝することができる、そうなればどれだけ嬉しいか。まわりの人にどれだけ喜んでもらえるのか。そうしたことを具体的にイメージさせることで、目標タイムへの考え方も、練習への取り組み方も変わるのです。


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