中山マコトの名言 一覧

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中山マコトのプロフィール

中山マコト、なかやま・まこと。日本のマーケッター、シンクロニスト。独自のマーケティング手法「キキダスマーケティング」を提唱。コピーライティングやウェブサイト・店舗の改善法について教えている。著書に『たった1行で「アピールする」技術』『「バカ売れ」キャッチコピ-が面白いほど書ける本』『タイトルが面白いほど書ける本』『40歳からの「捨てる!」技術』『成功する人が必ずやっている時間の使い方』ほか。

企画立案のタブーは自分の想像、つまり思い込みでつくることです。自分の頭のなかだけで無理やり企画をひねり出そうとするのは、驕りであり、これほど相手に対して失礼なことはありません。

不思議なものでネタ帳をアトランダムにパラパラ見返すと、一見、関係のないネタ同士から企画が生まれることがあります。それは、時代の空気を吸ったネタ同士が引き起こす化学反応のようなもの。個々のネタの感じ方や捉え方が深ければ深いほど、化学反応が起きる確率は高まります。逆に数カ月しても何の反応も起こさないネタは、破り捨ててしまえばよい。躊躇する必要はありません。よいネタなら脳が必ず覚えているはずです。

企画の人脈というと、その道のプロが頭に浮かぶかもしれませんが、灯台もと暗しのたとえのように、身近なところに宝の山が眠っていることが多いのです。仕事上では関係のない他部署の人間だからこそ、自分には想像もつかないネタをもっています。また、その人の知り合いまで広がりができれば、あなたのネタの発掘ソースは、飛躍的に増えるはず。人づき合いを大切にするというのは、社内の処世術のみならず、企画術でもあるのです。

アイデアマンと呼ばれるカリスマ社長がよくマスコミに登場します。企画スピードの速さゆえ、天才のごとく採り上げられますが、それは嘘です。彼らは、日ごろからあらゆることを考え抜いてネタとしてストックする習慣が身についており、尋ねられた時点で100の選択肢から成功確率の高い3個くらいまで絞り込んでいるのです。あとは、状況に応じて、残りの3個から1個を瞬時に選んでいるにすぎません。スピードとは努力なのです。

街で拾ったネタをメモにしている人は多いかもしれませんが、そのとき気をつけたいのは、ネタを加工しないことです。ある女子高生の会話を聞いて「この会話は女子高生向けの企画に使える」と考え、「女子高生の声」という属性の縛りをかけて整理してしまうと、あなたが感じて拾ったネタは企画としての広がりを失ってしまいます。あくまでも一個人が発した会話としてそのままメモし、感動の記憶としてストックしておくべきです。

できるビジネスマンは、自分が熟知している分野であっても、必ず人に尋ねる習慣をもっています。企画スピードを要求される時代とはいえ、拙速では何の意味もありません。恥ずかしがらずに、勇気を出して人に聞いてみることが大切です。

商品やサービスの情報をチェックするのではなく、なぜお客はその商品を買ったのか、なぜ買わなかったのか、店員の対応はどこが心地よかったのか、逆にどこが不愉快だったのか。プラス面もマイナス面も、ポジティブもネガティブも含めて、人の気持ちを集めることがネタのストックになります。

こんな話があります。冷やし中華や冷やしたぬきなど、「冷やし麺」と呼ばれるカテゴリー商品は、夏場の商品と相場が決まっていますが、あるメーカーの担当者は、春先ころから冷やし中華を家でつくって食べている家庭が多いことに気づきました。その気づきこそ、マスコミがつくった食の流行ではない、事実そのものです。固定観念にとらわれず事実に素早く反応できる人が、スピード企画の達人になれるのです。

私はよくコンビニに立ち寄り、人間ウォッチングをします。ときには、商品を手にとって棚に戻したお客に「なぜいま商品を棚に戻されたのですか」と尋ねます。

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