三池崇史の名言 一覧

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三池崇史のプロフィール

三池崇史、みいけ・たかし。日本の映画監督。大阪出身。横浜放送映画専門学院(のちの日本映画大学)卒業。今村昌平、恩地日出夫、野田幸男、西村潔らに師事し、Vシネマ『突風!ミニパト隊』で監督デビュー。様々なジャンルの映画制作を行う。米国雑誌『TIME』のこれから活躍が期待される非英語圏監督10位に選ばれる。『極道戦国志 不動』でポルト国際映画祭審査員特別賞。『オーディション』でロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞とオランダジャーナリズム連盟賞。『カタクリ家の幸福』でジェルミナーレ国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞。『牛頭』で第36回シッチェス・カタロニア国際映画祭審査員特別ビジュアルエフェクト賞。

リスクを避け、リサーチして答えを出していくと、つまらない作品にしかならない。


本当に、自由に仕事をやりたいと思ったら、常識やルールを自分で壊していかないと。


映像業界にも「これはこうやるものだ」「合理的に物事を進めるためにはこうだ」みたいな常識やルールがあるんですが、皆それにとらわれすぎている気がする。


トラブルが起きても、「できるものはできるし、無理なら予算をやりくりして撮影期間を延ばせばいい」と自然体でいます。


正直、「俺はこういうふうに表現したい」とか、そんなもの、観客にとってもスタッフにとっても、どうでもいいことなんですよ。


主張する必要は何もない。むしろ黙っていまの状況を受け入れることが必要。あれこれ言わずとも、動けばわかる。


本当の自己主張とは、声高に自分を語ることではない。夢中になって、我を忘れて動いたときに、本当に自分が生きる瞬間がある。自分というものを意識しなくなったときに自分の本当の部分が出てくる。


これは演技に限った話ではないのですが、いまは「俺が俺が」という自己主張が美徳になってしまっている。そうしないと何も始まらないと考えている人が多いけれど、それがすべてじゃないと思います。


僕も含めて、いろんな経歴と経験を持つ人たちが集まって、それぞれが自分のやってきたものを活かしながら、それ以上でもなくそれ以下でもなくただ「侍」「刺客」というものを演じる。そこから何が生まれるかはわからないけれど、それが面白いんだと思います。
【覚書き|映画『13人の刺客』を撮影したときのコメント】


役作りという言葉にこだわりすぎると、台本のセリフとか登場人物の背景に演技が閉じ込められていってしまう。そこから彼らを解放するというのも、監督の役割だと思います。


僕は役者とほとんど話さないんです。話しても、ひと言ふた言。役者はプロである以上、僕があれこれ言わなくても、衣装とかセットのたたずまいとかカメラのポジションなどから、自分がやるべきことはわかりますから。とくに立ち回りのシーンでは、僕らは一切声をかけないし、かけられない。


とんでもない企画のオファーが来た時は、「予算が少ない」「ヒットしなさそう」なんて否定材料ばかり探すのではなく、面白いところを探すようにします。そもそも、この人がなぜこの企画を僕のところに持ってきたのか、こんな低予算でどうやったら完成できると思っているのか。そんなことを考えるだけで面白いじゃないですか(笑)。しかもそういうものに限って、実際やってみると、問題なくできるどころか、意外と大ウケしたりするんです。


悪い評判は自分にとって壁ですから。壁は多い方がいいですよ。それを崩していくのか、上から乗り越えるのか、中をくぐるのか、方法は様々ですが、とにかく避けてはいけない。


撮影現場は「火事場の底力」を出し続けられる場所なんです。「うわー、いよいよ撮影なのに、まだ演出アイデアが思いつかないぞ」みたいな、崖っぷちに立つハメになる(笑)。でも、そんな土壇場で湧いてくるアイデアって、机の前で考えたものとはまるで違うんです。そんなクリエーティブな状態に自分を常に持っていけるのが現場なんです。


自分が監督した作品を、どれぐらいお客さんが観てくれたかというのは、やはり気になりますよ。もし、評判が悪かったとしても、心が折れることはないです。むしろ「今に見ていろ、ぎゃふんと言わせてやるぜ」みたいな気持ちになる。方向性を変えずに、もう1回同じ役者でやったりね(笑)。


僕は映画を撮り出すと、自分のことは考えません。自分の個性を映画で表現しようなんて小さなことは考えない。ただ無心に、夢中になって作るだけです。ゆったり撮ってはいられないので、一生懸命にならざるを得ないですし。撮影中、我を忘れる日がよくあります(笑)。


「多重人格探偵サイコ/雨宮一彦の帰還」を監督した時、撮影2日目に主役が盲腸で倒れてしまったんです。さすがの僕も「こりや撮影中断だな」と思っていたら、制作会社に時間的、金銭的な余裕がなかったため、続行することになりました。代役を立てて全6話を撮影し、その後、退院したての役者の、顔のアップだけを撮って合成したんです。こんなのうまくいくはずがないと思うでしょ? それが全然平気(笑)。そんな経験ばっかりしてきたので、トラブルが起きても撮れないものはないと、いつも考えるようになりました。


僕は監督になる前、10年くらい助監督をやっていたんです。この助監督ってのが、何でもやらなければならない役回りで、作品ごとに現場はもちろん、関わる人間も異なり、その都度いろんなトラブルが起きるんです。撮影中に役者が骨折したり、代役で頼んだ役者の演技がものすごく下手だったり(笑)。もう天変地異を含め、想定外の事が起こるのは当たり前。そんな経験があるから、現場で焦ったり、うろたえることはないんですよ。


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三池崇史の経歴・略歴

三池崇史、みいけ・たかし。日本の映画監督。大阪出身。横浜放送映画専門学院(のちの日本映画大学)卒業。今村昌平、恩地日出夫、野田幸男、西村潔らに師事し、Vシネマ『突風!ミニパト隊』で監督デビュー。様々なジャンルの映画制作を行う。米国雑誌『TIME』のこれから活躍が期待される非英語圏監督10位に選ばれる。『極道戦国志 不動』でポルト国際映画祭審査員特別賞。『オーディション』でロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞とオランダジャーナリズム連盟賞。『カタクリ家の幸福』でジェルミナーレ国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞。『牛頭』で第36回シッチェス・カタロニア国際映画祭審査員特別ビジュアルエフェクト賞。

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